ものづくりの楽しさを実感「冬休み工作広場」

東磐地区技能士会青年部主催の「冬休み子供工作広場」は1月7日、千厩町の両磐地域職業訓練センターで開かれ、市内の児童29 人とその父母が参加した。

参加者は▼小物入れ付き物置台▼巣箱▼フェルト入り小物入れ-の3つから一つを選択。
親子で協力しながら製作した。

ものづくりの体験を通じて、楽しさを知ってもらい、ものを大切にする心を育むことを目的に毎年行われている同広場。
参加者は慣れない道具の扱いに悪戦苦闘。同青親子で木工品づくりに挑戦年部のメンバー12 人が、金づちやのこぎりの使い方、図面に書かれた組み立て手順を丁寧に指導した。

千厩字神ノ田の西條詩うたさん(千厩小2年)は「金づちを使うのが楽しかった」と笑顔。
母親の美幸さんは「釘が曲ったりして大変。日頃使わない道具で大変だった」と苦笑い。

同センターの佐藤祐司所長は「体験を通じて、将来ものづくりの道に進む人が出てくればうれしい」と未来の「職人」誕生に期待を寄せている。 

 

1「小物入れ付き物置台」も完成までもう一息 2「巣箱」に挑戦した川崎町薄衣の伊藤陽琉(はる)君は出来の良さに満足
3作る前に、まず図面を確認 4作業開始。木材に印を付けていく
5技能士会青年部会員が丁寧に指導 6曲がらないように集中して釘を打つ 1_「小物入れ付き物置台」も完成までもう一息/2_「巣箱」に挑戦した川崎町薄衣の伊藤陽琉(はる)君は出来の良さに満足/3_作る前に、まず図面を確認/4_作業開始。木材に印を付けていく/5_技能士会青年部会員が丁寧に指導/6_曲がらないように集中して釘を打つ

いちのせきの広報誌「I-style」2月1日号