市が事業所を含む全ての世帯に配布した
FMあすも専用ラジオは、置いて安心、聞いて楽しい
暮らしに欠かせない多機能ラジオです

災害時にも威力を発揮
コミュニティFM

一関コミュニティFM「FMあすも」は、2012年4月29日に開局しました。

コミュニティ放送の特徴は、聴取できるエリアが限られることから、一関市に特化した身近な情報や話題を提供できることです。

東日本大震災では、多くの情報インフラが被害を受け、遮断されました。
テレビ、パソコン、電話など電源を必要とする情報通信機器は使用できず、携帯電話も数時間後には中継局の非常用バッテリーが底をつき、使用できなくなりました。

そんな中、災害発生直後から途絶えることなく、被害状況や避難所等の情報などを発信し続けたのがラジオ放送でした。
中でも地域に密着したコミュニティ放送は、非常に有効な災害情報の伝達手段として再認識されました。

市内全世帯に
専用のラジオを配布

市は、一関コミュニティFMだけを受信できる専用ラジオを事業所を含めた市内全世帯に配布しました。
大きな特徴は、緊急的な地域情報を発信する際、スイッチが入っていない状態でも、自動で起動する機能を備えていること。
操作も簡単で、子供でもお年寄りでも使えます。

開局から8カ月。
「FMあすも」は、私たちの暮らしにかせない情報媒体として定着しています。
置いて安心、聞いて楽しいFMあすもで、ラジオのある暮らしを始めましょう。

FMあすも専用ラジオで聞こう

1.市民生活に密着した情報

エリアが限定されるコミュニティFMの特性を生かして、市民の皆さんが必要とする行政情報や地域情報を発信。

2.市民生活に直結した情報

子育て、保健・医療など生活に直結した情報を届けます。
慶弔、ごみ収集日、各種検診日程、当番医なども放送。

3.交通情報などをタイムリーに

主要道路や各地域の幹線道路の渋滞情報、通行止め情報、漏水事故などによる断水状況などをタイムリーに提供。

4.市議会定例会の本会議を放送

3、6、9、12 月に開かれる市議会定例会の本会議を録音放送し、市民の皆さんへ議会討論の様子を放送。

5.地元の情報をピックアップ

児童・生徒が出演したり、商店街や地域づくり活動の場から中継したりと、地域に光を当てた情報を発信。

6.緊急時の情報伝達手段

火災発生、緊急車両の出動や熊の出没情報などを番組内で放送。
大規模災害時には自動起動で緊急放送で発信。

一関コミュニティFM

一関コミュニティFMは公設民営の放送局。
愛称は「FMあすも」で、対象地域は市内全域です。
コミュニティ放送は、全国放送や県域放送より対象エリアが狭い分、地域に密着した「身近な番組」や「顔の見える情報」をお伝えすることができます。
日常は市民の皆さんに役に立つ情報を、緊急時や災害時には防災ラジオとしての使命を果たします。

一関コミュニティFM 株式会社
  • 所在地 一関市大町4-29 なのはなプラザ4F
  • TEL 0191-48-3651/FAX 0191-48-3652
  • コールサイン JOZZ2BD-FM
  • 周波数 79.5MHz
  • 出力 20W

広報いちのせき「I-Style」 平成25年1月15日号