健康塾

むし歯予防は歯磨きの習慣と規則正しい食生活
千田歯科クリニック 
千田隆一 歯科医師

千田 隆一 歯科医師

歯の表面にヌメヌメと強固に付着している細菌の塊を歯垢といいます。
歯垢は、糖質をエサに酸を作り、酸が歯を溶かすことでむし歯になります。
甘い物の食べ過ぎはむし歯を招くなど、食べ物とむし歯は深い関係にあります。
間食を減らし、だらだらと飲食をしない、寝る前はしっかりと歯を磨くなど、規則正しい食生活と歯磨きの習慣づけが大切です。

歯磨きのコツは、フッ素配合の歯磨き剤を使い、ペンを持つように歯ブラシを持ち、毛先を歯面に直角に当て、1・2本ずつ小刻みに丁寧に磨くことです。
小学3・4年くらいまでは、親がしっかり磨けているかを確認したり、仕上げ磨きをしたりしてください。
むし歯になった原因を考えることも大切です。
治療しても食習慣などを改善しなければ、むし歯は繰り返されます。

元気のひみつ

活動の源は楽観的な考え方 今に焦点を当てた生き方がいい
五日市道子さん 室根町折壁 65歳

五日市道子さん

コーラス、玄米ニギニギ体操、水泳、ヨガ、ウオーキング―。
いろいろなことに興味を持ち、活動しています。
これらを支える源は、全てをあるがまま受け止める楽観的な考え方にあります。
感情をコントロールし、過去を引きずらず、未来を不安視しないことでストレス知らずです。
音であふれる日常の中から離れて坐禅を組み、静寂な時も楽しみます。

広報いちのせき「I-Style」 平成25年4月1日号