「一関市民憲章」制定
市民の心のよりどころとして、住みよい活力あるまちづくりへの願いと決意込め
一関市民憲章
わたくしたちは
ゆたかな自然と悠久の歴史に育まれた
いわいの里に誇りをもち
心あわせて活力ある一関をつくるため
この憲章を定めます
一 教養を高め 誇れる文化を育てます
一 健康で働き 豊かな郷土を築きます
一 自然を愛し 美しい環境を守ります
一 思いやりと協力で 安全なくらしをつくります
一 地域が結び合い 輝く一関を目指します
3月28日の協議開始以来、6回の委員会と2回の小委員会で策定作業を進めてきた市民憲章策定委員会(日比野傳輔委員長・委員10人)は8月25日、前文と本文5条で構成する市民憲章を策定し、浅井市長に報告しました。
市はこれを受けて9月1日、「一関市民憲章」を制定しました。
報告にあたり、同委員会は「市民、企業、地域自治組織、行政などあらゆる個人、団体の行動指針、道徳指針であり、住みよいまちづくりへの願いを込めた」とし、市民憲章策定の基本的な考え方を次のとおり示しました。
①前文は、先人の積み重ねてきた歴史や伝統に培われた「一関のまちのかたち」を表し、一関市民としての誇りを持ち、活力あるまちづくりへの願いと決意を込めて憲章を定めることを宣言した。
②5条からなる本文の1~4条は市民生活の行動目標として「教養」「健康」「自然」「思いやりと協力」をキーワードとし、「文化の創造」「産業の発展」「環境の保全」「安全安心な暮らし」をしっかりと築き上げることをうたい、5条では市民が一体となって一関の将来の目指すべき方向性を示した。
日比野委員長から報告を受け、浅井市長は「新市にふさわしい、市民の心のよりどころとなる素晴らしい市民憲章を策定いただいた。一関市に暮らす人々の生活が心豊かなものになるよう、普及に努めたい」と述べました。
制定された市民憲章は、市内各施設に掲示して市民への周知を図るほか、市民憲章運動の推進組織を立ち上げ、普及に努めていくこととしています。
(広報いちのせき 平成18年10月1日号)