㈲スガワラ製作所立地調印

協定書調印を終え握手を交わす(左から)松川県南広域振興局一関総合支局長、菅原代表取締役、浅井市長、佐々木市議会議長 新市として6社目、本年度は初となる誘致企業として、各種電子部品などの組み立て加工、検査を行う有限会社スガワラ製作所(本社市内花泉町、資本金300万円、菅原祐一代表取締役)の立地が決定しました。
 6月27日、市役所本庁で行われた立地協定調印式には、菅原代表取締役と浅井市長、松川求岩手県県南広域振興局一関総合支局長、佐々木時雄市議会議長らが出席。菅原代表取締役と浅井市長が、立地協定書に調印しました。
 調印後、浅井市長は「御社の進出は、市の経済活性化に大いに貢献いただけるものと確信している。市としても関係機関とともにバックアップさせていただく」と歓迎。菅原代表取締役は「協定を機に決意を新たにし、品質、納期、コストの諸条件を一層高め、顧客からの信頼はもとより、一関、両磐地域に貢献し、皆様に愛される会社にしていきたい」とあいさつしました。
 昭和45年に栗原市金成町で創業した同社は、自動車用コネクタ部品および各種電子部品などの組み立て加工およびこれに関連する検査業務などを主力としています。平成17年に花泉町花泉地内に本社工場(敷地2356平方メートル、鉄骨造り2階建て991平方メートル)を設置し、18年1月から一部仮操業を行ってきましたが、増大する受注要請からさらなる工場拡大が必要となり、このたび千厩町千厩地内に「千厩検査センター」を設置。これにより一連の工場計画が確定したことから、市との立地協定調印となりました。
 今後は9月の本操業に向け従業員採用などを進め、現在の50人体制から最終的に70人程度の体制とする計画となっています。

(広報いちのせき平成19年7月15日号)