市では薪ストーブ設置に対し、補助金を交付しています。
 薪ストーブは、化石燃料を使用しないことから二酸化炭素の排出削減効果や、市内に豊富にある未利用間伐材等の森林資源の活用につながるなど、資源・エネルギー循環型まちづくりに大きく貢献している暖房設備です。
 しかし、適切な使用・管理を行わないと煙や臭いなどが発生し、近所とのトラブルになることもあります。
 そこで、以下に薪ストーブの環境にやさしい使い方をまとめましたので、ユーザーの皆様におかれましては、環境にやさしい使い方を実践いただき、薪ストーブのある暮らしを楽しみましょう。

1 薪ストーブの環境にやさしい使い方5か条

 (1) よく乾いた無垢(化学処理されていない木材)の燃料を使いましょう
 (2) 熱効率の高い(60%以上)薪ストーブを選び、正しく設置して性能を発揮させましょう
 (3) 可燃物からの離隔距離を守って、火事を起こさないよう注意しましょう
 (4) こまめに清掃し、シーズンオフには点検しましょう
 (5) 薪ストーブの煙や臭いが近所の迷惑にならないようにしましょう(煙突や排気筒の先端は窓や人から十分離しましょう)
 ※ 熱効率:燃焼で発生した熱がどれくらい暖房に利用されているかの割合で、値が大きいほど効率が良い。

2 木質バイオマスストーブ環境ガイドブックをご利用ください

 環境省では、薪ストーブの性能、設置方法、使用方法、メンテナンス方法などについてまとめたガイドブックを発行しています。
 使用済みの灰の処分は、一関地区広域行政組合のごみの分け方・出し方に従い、適正に処分してください。