【一関市大東町・下内野集落】自伐型林業×副業で現代版「百姓」を目指す地域おこし協力隊を募集します
一関市の森林は、本市面積の6割を占め、国、県、市などの森林を除く私有林人工林の面積は全国26位と豊富な森林資源があります。
しかし、森林の手入れが遅れており、木材生産や森林が持つ環境機能が十分に発揮されていません。
広大な森林の手入れを全て既存の森林組合や林業事業体が担うのは容易ではなく、新たな林業の担い手創出が求められています。
そのため、身近にある地域の森林を自ら手入れを行う「自伐型林業者」を育成する一環として、中山間地域に移住し、協力隊の3年間で自伐型林業の知識や技術を身に付け、期間終了後は、林業を中心として副業を組み合わせた「複業」で働く現代版百姓として、中山間地域で働きながら地域資源を生かした暮らしを希望する方を地域おこし協力隊として募集します。
隊員の方には、自伐型林業と副業で「生業(なりわい)」を作り、中山間地域で暮らしていくロールモデルになることを目指していただきます。
※ 募集の詳細は、以下の募集要項をご覧ください。
下内野集落自伐型林業地域おこし協力隊募集要項.pdf [ 501 KB pdfファイル]
■業務内容
一関市大東町の下内野集落に住みながら、活動・業務を行います。
まずは、共同作業や地区の行事に参加しながら、集落の方との人間関係をつくっていきます。それとともに、チェンーソーや小型バックホーの運転をはじめとした林業に必要な資格取得や、市が開催する自伐型林業の研修に参加し、市外にいる自伐型林業の実践者からのフォローアップも受けながら、自伐型林業の知識や技術を身に付けます。また、伐採した木材の高付加価値化の方策も探ります。
3年後に自伐型林業と組み合わせによって生計を成り立たせる副業についても、試行錯誤しながら自分の特技や地域資源を生かした仕事を探したり、起業に向けた準備を進めます。
■居住地および勤務地
一関市大東町大原の下内野集落および市内の森林
下内野自治会ホームページはコチラ http://kajikanosato.news.coocan.jp/
■雇用関係
地域おこし協力隊員が個人事業主として、協力隊の活動を市から業務委託を受ける契約を締結します。
■任期
着任日から3年間(年度ごとに更新)
■募集期間
令和7年3月25日から5月31日までの間に、応募があった都度、随時選考します。採用が決まった時点で募集を締め切ります。
■募集対象
(1) 総務省地域おこし協力隊の地域要件に該当する方
3大都市圏の都市地域、政令指定都市など(過疎、山村、離島、半島などに該当しない市町村)から転出し、任期中は一関市に居住および住民票の異動ができること。
(2) 普通自動車運転免許を取得している方(※着任までに取得予定の方も含む)
(3) 心身ともに健康で誠実に取り組むことができる方
(4) 地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方
■募集人数
1名 ※既に連携して活動を行う協力隊1名が令和6年9月に着任し、活動中。
■応募方法
次の履歴書(エントリーシート)、自己PR書類(任意様式)を作成し、メールにより提出してください。
応募する前に活動拠点となる集落や住まいとなる空き家の現地訪問を条件としています。
現地訪問のアテンドのほか、旅費などの助成事業もありますので、下記にあらかじめ下記に連絡願います。
履歴書(エントリーシート)様式.docx [ 22 KB docxファイル]
【提出先】 一関市役所農林部林政推進課 担当:小野寺宛 rinseisuishin@city.ichinoseki.iwate.jp
※参考
(1) 一関市の自伐型林業地域おこし協力隊の説明動画(NPO自伐型林業推進協会主催の移住マッチングフォーラムにて)
https://www.youtube.com/watch?v=I9fWQvjnniM
(2) 広報いちのせきI-style 令和5年12月号
広報いちのせきR5.12.pdf [ 2118 KB pdfファイル]
(3) 着任して活動している地域おこし協力隊のブログ

丸谷誠司隊員のブログはコチラ https://note.com/kyotuhata_m
丸谷留奈隊員のブログはコチラ https://note.com/kyotuhata_r