平成28年6月30日付で、国土交通省による洪水浸水想定区域、浸水した場合に想定される水深及び浸水の継続時間、家屋倒壊等氾濫想定区域の公表が行われましたのでお知らせします。

公表の内容について

公表された一関市内の河川は、国土交通省が管理する北上川、砂鉄川、磐井川の3河川であり、それぞれの河川で、近年の豪雨を参考とした「想定最大規模降雨」で見直しした新たな区域図が公表されています。市民の皆様はそれぞれの区域図で、自宅や職場等への影響について確認いただき、市から避難情報が発令された場合は、早期に避難するなどの対応をお願いします。

避難情報とは

市から発信する以下の3つの情報を指します。

  • 警戒レベル3高齢者等避難:避難に時間のかかる高齢者や障害のある人は、危険な場所から避難しましょう。高齢者等以外の人も必要に応じて避難の準備を始めたり、自主的に避難するタイミングです。
  • 警戒レベル4避難指示:立退き避難に必要な時間や日没時間を考慮して発令する情報で、このタイミングで危険な場所から避難する必要があります。
  • 警戒レベル5緊急安全確保:災害が発生・切迫し、避難場所などへの立退き避難が安全にできないと考えられる状況で、自宅や近隣の建物などで直ちに身の安全を確保するよう促す場合に発令します。

市では、これらの情報を発信する場合には、屋外広報マスト、FMあすも専用ラジオの自動起動放送、携帯電話への緊急速報メール(エリアメール)、テレビのテロップ情報等で発信することとしています。

公表された洪水浸水想定区域図等について

岩手河川国道事務所ホームページを参照ください。

知りたい情報ごとの区域図にすると以下のとおりとなります。(リンクをクリックすると国土交通省のホームページへ移動します。)

近年の豪雨を参考とした「想定最大規模降雨」により河川が氾濫した場合の浸水範囲と浸水の深さを知りたい場合

北上川(北上川については表示まで時間がかかる場合があります。)

磐井川

砂鉄川

※想定最大規模降雨による洪水浸水想定区域図とは:想定最大規模の降雨(明治橋地点下流:北上川流域の2日間の総雨量264mm)により氾濫(堤防が破堤した場合の想定を含む)した場合に浸水が想定される区域と浸水深をシミュレーションにより予測したものです。

近年の豪雨を参考とした「想定最大規模降雨」により河川が氾濫した場合の浸水範囲の浸水継続時間を知りたい場合

北上川(北上川については表示まで時間がかかる場合があります。)

磐井川

砂鉄川

※想定最大規模降雨による浸水継続時間とは:想定最大規模降雨による河川の氾濫で浸水した場合に、歩行が困難となる50cm以上の浸水が継続する時間をシミュレーションにより予測したものです。

近年の豪雨を参考とした「想定最大規模降雨」により河川が氾濫した場合に、家屋の倒壊等をもたらす氾濫流が想定される区域を知りたい場合

北上川、砂鉄川、磐井川

※家屋倒壊等氾濫想定区域(氾濫流、河岸浸食)とは:想定最大規模降雨による河川の氾濫により、家屋の倒壊等をもたらすような氾濫の発生が想定される区域をシミュレーションにより予測したものです。