こんなことありました

生演奏の迫力を肌で感じ

指揮者体験コーナーではプロの楽団員を相手にタクトを振りました山形交響楽団によるスクールコンサートは7月3日、津谷川小学校体育館で催されました。
東北電力が公募制で開催している同コンサートには東北6県と新潟県内の422校から応募があり、今年度は同校を含む25校で開催。同校児童や保護者、地域住民をはじめ釘子小と上折壁小の児童の約170人が、オーケストラ演奏を楽しみました。ロッシーニの歌劇「ウィリアム・テル」序曲など、楽しみながらクラシック音楽に親しめる8曲が披露されたほか、指揮者体験コーナーでは、各学校から一人ずつが指揮を体験。津谷川小の校歌も演奏され、一緒に合唱した児童らは生演奏の迫力を間近に感じていました。
 室根地域では少子化に対応し、21年4月から小学校5校を2校に再編(折壁小と浜横沢小、上折壁小・釘子小・津谷川小がそれぞれ統合)する予定で、鑑賞した3校の児童らは来年春の開校に先がけて、交流を図る機会にもなりました。

来春統合する3校の生徒が初めて集ったコンサート。津谷川小児童はオーケストラに合わせ校歌を高らかに合唱

英語であいさつできたよ

タラ先生(右から2人目)に英語であいさつする児童(左)日本フルブライトメモリアル基金により160人の米国人教師が来日し、そのうち16人が6月16日から23日、本市を訪れました。
一行は20日、萩荘小学校(沼倉祐子校長、児童438人)で、各クラスの授業を見学。2年1組にはコロラド州で小学校の教師をしているタラ・ゴイケさんが訪れました。おみやげのキャンディーをタラさんから手渡された児童らは、事前に練習した英語で一生懸命にあいさつ。タラさんは「子どもたちの歓迎の気持ちが伝わってとてもうれしい」と話していました。

座禅体験で忍耐力を養う

心を静め座禅に集中する子どもたち川崎公民館主催の川の楽校「寺子屋体験!」は6月28、29の両日、門崎の常堅寺で行われました。参加した地元の小学生32人は、後藤泰彦住職から手の合わせ方や足の組み方、姿勢の調え方など指導を受け、慣れない姿勢に悪戦苦闘しながらも、鐘の合図とともにぴんと背を伸ばし、20分間の座禅に真剣に取り組みました。
菅原笑さん(薄衣小6年)は、「最初、20分と聞いて大変と思ったが、心配したほどでなかった」と話し、初めての体験に満足した様子でした。

(広報いちのせき平成20年7月15日号)