桜室連

踊り手と観客の一体感、元気と楽しさを伝えたい

むろね産業文化祭で元気な踊りを披露した桜室連の皆さん

自由にアレンジされた楽曲や勇壮な振り付け、華麗な衣装や化粧で観客を魅了する「よさこいソーラン」。高知のよさこい踊りと北海道のソーラン節がミックスして生まれたこの新しい踊りは、今では全国各地にたくさんのグループが結成され、祭りやイベントで舞われています。市内でもいくつかのグループが活動している中、室根町にも今年10月、「桜室連」(加藤峰子代表、会員30人)が設立されました。
きっかけは、平成16年、折壁保育園で取り組んだよさこいソーラン。その取り組みは17・18年と続きました。一方、19年に室根公民館の青年ふれあい塾運営委員らが札幌市のよさこいソーラン祭りを視察。「室根でもよさこいソーランを」との機運が高まり、同塾運営委員、室根町内の保育園児やその保護者を中心に活動がスタートしました。
まずは定番の「歓祭」や「南中ソーラン」「よっちょれ」で練習を開始。19年のむろね夏まつりで初めて演舞を披露し、その後JAまつり、産業文化祭芸能発表会など、地元の各種イベントに出演しました。
子どもたちも小学生になり、メンバーも友達や兄弟・親子へと広がったことから、今年、改めてチームとして結成。「チーム名はみんなでアイデアを出し合って決めました。子どもたちと一緒に室根の桜のように輝いて咲いていこう、という強い願いを込めました」と加藤代表は由来を語ります。
現在、若い世代を中心に、1歳から50代までの会員で活動。「よさこいが大好きで集まったメンバーばかり。見ている人にも元気や楽しさが伝わるように、自分たちも楽しみながら、みんなでチームを盛り上げていきたい。地域の人たちやほかのチームの皆さんとの交流を大切にしながら、今後も活動の輪を広げていきたいですね」と今後の抱負を力強く語る加藤代表。
次はあなたのまちで「エイヤーサー!」

活動メモ

■活動日…毎週月曜19:00~20:30
■活動場所…室根公民館
■連絡先…加藤 電話080-3140-7972

(広報いちのせき平成20年12月1日号)