File №7 室根山(室根町折壁から望む)

美しい山容誇る東のシンボル

室根山

室根、千厩、大東の各町にまたがってそびえる標高895.4メートルの室根山。「緑ゆたかに爽やかに―」と市民歌にもある、市の東のシンボルです。一関地域や花泉町の小高い場所からも、美しい姿を望むことができます。
8合目におよそ1300年の歴史を誇る室根神社があり、人びとの信仰の対象となってきたこの山は、県立自然公園に指定されている自然の宝庫。360度の大パノラマが広がる山頂一帯は、5月下旬にツツジが咲き乱れ、秋には紅葉が私たちの目を楽しませてくれます。周辺にはコテージやキャンプ場、アウトドアスポーツ、天文台など、さまざまに楽しめる施設も充実しています。
冬季は積雪などのため、通常5合目の室根山荘から上は通行止めとなりますが、12月31日午後から1月3日午後5時までは特別に通行が可能となります。太平洋から昇る初日を眺めながら、一年の計を立ててみてはいかがでしょうか。

(広報いちのせき 平成21年1月1日号)