一関市

一関図書館でクリスマス

みんなでツリー飾ったよ

一関図書館で12月6日、クリスマスお楽しみ会が催されました。玄関ホールに置かれた高さ約2.5メートルのツリーに、訪れた子どもたち約40人がお星さまやベル、リボンなどをにぎやかに飾り付け、仕上げに綿の雪をのせて10分ほどでクリスマスツリーが出来上がりました。子どもたちは色とりどりに飾られた大きなツリーを「きれいだね」とうれしそうに見上げていました。
その後、ラビットの皆さんによる人形劇「おむすびころりん」「赤ずきん」やエプロンシアターなどが行われ、約100人の親子が一緒におはなしの世界を楽しみました。

室根町の大里自治会

祭り用のベンチなど整備

室根町の大里自治会（遠藤義人会長、80世帯）は、（財）自治総合センターの「宝くじの普及広報事業」コミュニティ助成事業を活用し、祭り用のベンチと運動会用具を保管する物置を整備しました。
同自治会は毎年「大里まつり」を開催。子どもから高齢者まで参加できる運動会や農産物などの展示会、敬老会を同時に開催し、会員総参加の活動に取り組んできました。これまで自治会館にベンチがなく、用具を保管する物置もなかったため苦慮していた同自治会。今後は、子どもから高齢者までの交流、憩いの場として地域コミュニティー活動に利用されます。

にぎわい母ちゃん市開催

まごころ込めた安心な品

一関・両磐地方の生活研究グループなど10団体による「一関地方にぎわい母ちゃん市」は12月7日、道の駅かわさきで催されました。地域ごとに設けられたテント内には、地元で取れた農産物を使った郷土料理や加工品、手作りの工芸品などがずらりと並び、販売されました。
参加者は、自分たちが生産した自慢の商品を丁寧に説明してアピール。訪れた人たちは、試食をして味を確かめながら、お目当ての商品を買い求めていました。チラシを見て訪れたという気仙沼市の女性は、「今日の目当てはかにばっと」と、寒さの中あつあつのかにばっとを味わっていました。

国際交流クリスマスパーティー

料理や舞踊で交流の輪

花のまち交流協会（須藤篤会長）が主催する国際交流クリスマスパーティーは12月7日、花泉駅前コミュニティセンターで催され、市内外に在住する外国人やその家族、同協会の会員など約150人が参加しました。
中国、タイ、カナダなど8カ国の人が母国の料理に腕を振るい、交流会の席に提供。ステージでは華やかな民族衣装でベトナムの歌や、フィリピンの軽快な踊りが披露されました。参加者は「一度に多くの国のお料理が食べられてうれしい」「同じ国の人と話ができて楽しい」と話していました。須藤会長は「来春も企画しており、外国の人たちの交流を広めていきたい」と話していました。

第29回郷土芸能発表会

勇壮な踊りに大きな拍手
大東芸術文化協会（菊池勉会長）と市教育委員会が主催する「大東町芸術祭郷土芸能発表会」は12月7日、大東コミュニティセンターで催さました。
舞台では、大東町内で活動する伝統芸能保存会など7団体と大東高校鹿踊り部のほか、ゲストとして市内萩荘の南沢神楽保存会が出演し、地域に受け継がれてきた伝承活動の成果を披露しました。
神楽や鹿踊りなど、地域色豊かな太鼓や笛の音、勇壮華麗な舞いに、詰めかけた大勢の観衆から大きな拍手が送られていました。

「たいしたもんだ」上映会

宮沢賢治詩碑建立の思い

宮沢賢治メモリアルＤＶＤ「たいしたもんだ」上映会は12月10日、ＪＡいわい東東山支店で行われました。ＤＶＤは、市の地域おこし事業を活用して同実行委員会（鈴木須美子委員長）が制作。晩年の賢治が東北砕石工場で技師として働いたことにちなみ、旧長坂村青年団が新山公園に詩碑を建立した経緯や携わった人々の思いを、当時の資料や関係者のインタビューなどでまとめたものです。
この日はＤＶＤを鑑賞したほか、元青年団員から当時の思い出などを聞き、訪れた人たちは60年前に詩碑建立のため奔走した青年団の熱い思いに感激していました。試写会は今後、大東町、千厩町でも行う予定です。

千厩アイスアリーナ開所

みんなで一緒に初滑り♪
屋内スケート施設・千厩アイスアリーナは12月6日、15年目となる今シーズンの営業を開始しました。オープン当日の無料開放には500人以上の親子連れや子どもたちが駆け付け、氷の感触を確かめながら元気いっぱいに初滑りを楽しみました。午後には同アリーナに通い練習をしている星裕太さん（20）＝藤沢町＝と番匠綾さん（11）＝気仙沼市＝が、ターンやスピンなどの華麗なスケーティングを披露し、盛んな拍手が送られていました。
今シーズンは3月22日まで（定休日は毎週月曜、月曜祝日の場合はその翌日）営業します。

（広報いちのせき　平成21年1月1日号）