21年度地域おこし事業
市民の意欲みなぎる32事業を採択
地域おこし一般事業 採択事業
区分・事業名 | 実施主体 |
一体感のある地域づくりを推進する | |
あおぞらWBC事業 | せんまや青空市組合 |
黄金山サマーキャンプフェスティバル’09 | 小梨自治振興協議会 |
元気回復!老松ふるさと学校2009事業 | 老松活性化同志会 |
年代や職業などを問わず、多様な人材を育成する | |
むかさり行列・おいとこ踊り厳美大会 | 厳美地域活性化推進協議会 |
いなかクリエーター育成事業 | 大東町少年少女発明クラブ |
一関初 女性フットサルチームをつくろう | ファンスポルト一関スポーツクラブ設立準備委員会 |
粟野顕彰会教育講座 | 粟野健次郎顕彰会 |
再発見「宮沢賢治と東山」事業 | 東山賢治の会 |
活発な産業活動を促すことにより所得の向上を図り、心身ともに健康な生活を送ることができる環境を整える | |
花の郷づくりプロジェクトK-Ⅲ事業 | 清田親交会 |
食を活用した観光客おもてなし事業 | 一関もちプロジェクト委員会 |
いわて一関みちのく博物館 | 賑わい創造の街いちのせき実行委員会 |
“遠足はよもぎ山!”事業 | 丑石自治会・市ノ通自治会 |
ジャズストリート実証実験事業 | ジャズストリート推進委員会 |
室根山麓・歴史とロマン・健康の郷づくり事業 | 奥玉振興協議会 |
市民自らが発案し自らが行動することにより、積極的な地域づくりを行う | |
地域事例トレーディングパーク事業 | いちのせき市民活動促進会議インアーチ |
いちのせき市民環境フェスタ開催事業 | NPO法人グリーンハート |
ウェブサイト「みちのく中央磐井物語」の作成公開と入力情報充実 | みちのく中央総合博物館市民会議 |
音楽劇「たいしたもんだ」制作事業 | 音楽劇「たいしたもんだ」制作実行委員会 |
東風の里づくり事業 | 竹沢集落振興会 |
軽とらフェスタ「交流の(^O^)(わ)」inサンヒル | 軽とらフェスタ「交流の(^O^)」inサンヒル実行委員会 |
まつるべ地区地域おこし事業 | NPO法人須川の自然を考える会 |
若者が主役の地域おこし事業 採択事業
区分・事業名 | 実施主体 |
年代や職業などを問わず、多様な人材を育成する | |
一関の未来を考える若者育成研修会“未来塾” | 未来塾実行委員会 |
高校生発がんばっぺ!いちのせき | 高校生発がんばっぺ!いちのせき実行委員会 |
活発な産業活動を促すことにより所得の向上を図り、心身ともに健康な生活を送ることができる環境を整える | |
まごごろ一番夏祭り | 大原一番星 |
地域活性化“野菜”にチャレンジ | のうらく |
市民自らが発案し自らが行動することにより、積極的な地域づくりを行う | |
紙生里地名探求事業 | TABASHINE山おこし村 |
女性が主役の地域おこし事業 採択事業
区分・事業名 | 実施主体 |
一体感のある地域づくりを推進する | |
子宝すこやか事業 | 愛宕花相撲保存会 |
年代や職業などを問わず、多様な人材を育成する | |
長坂の母ちゃんの手作りコロッケの仲間たち | 雲の母ちゃんの会 |
ニイハオと行く旅 ふた旅 一関めぐり | ニイハオ千厩観光クラブ |
ストーリーテラー(素話の語り手)養成事業 | おはなしの会TOMO |
活発な産業活動を促すことにより所得の向上を図り、心身ともに健康な生活を送ることができる環境を整える | |
特産品栽培研究事業 | かわさき鶴の芋研究会 |
市民自らが発案し自らが行動することにより、積極的な地域づくりを行う | |
やわらかで しなやかな風を感じる会 | 千厩地域男女共同参画推進クラブ |
「感性」を生かす女性が主役事業6件
市は、人材おこしや産業おこしなどに地域や民間団体が取り組む事業を支援することで、活力ある地域づくりを推進しようと、平成18年度から地域おこし事業を行っています。
平成21年度は、申請のあった37事業について公開プレゼンテーションによる審査を行い、32事業を採択しました。
採択した事業は、地域おこし一般事業が21件、事業費1752万8千円、助成額1153万3千円。若者が主役事業が5件、事業費194万9千円、助成額135万9千円。まちづくりに有効なキーワード「女性の感性」を生かすため新たに設けた女性が主役事業が6件、事業費で249万6千円、助成額176万4千円となっています。
これにより、上表の事業が実施される予定で、一体感の醸成や人材育成、産業の振興などの地域の自立に向けた先導的な取り組みが行われます。
また、これら事業に市民の皆さんが積極的に参加・参画することにより、協働のまちづくりの推進が期待されます。
公開プレゼンテーションで審査
3分間でアピール
21年度地域おこし事業公開プレゼンテーションは4月19日、川崎公民館で催されました。
事業に応募した37団体の代表者が、大型スクリーンに計画を写し出したり、のぼり旗を立てたりしながら、事業の内容や意気込みを「持ち時間3分間」で発表。審査員に懸命にアピールしていました。
初めて行われたプレゼンでの審査。地域づくりにかかわっている市民7人と副市長、企画振興部長を審査員に▼市民に受け入れられる事業か▼自発的で活性化の趣旨に沿うか▼目的が達成され効果が見込めるか▼将来的に全域に波及効果が見込める事業か▼先導的で斬新性のある事業か▼新規または継続することで効果がある事業か▼一体感の醸成、人材育成、産業振興に寄与するか▼交流人口の増加が見込めるか─などの観点で審査が行われました。発表が終わった都度、審査員から「経費の内訳はどうか」「子供たちはどのようにかかわるのか」などと質問を受けていました。
実施団体「頑張りたい」
あおぞらWBC事業を行うせんまや青空市組合の小野寺明さん(52)は「3分間を有効に使って発表できなかったが、採択していただいたので、事業に参加してくれる方が負担にならないよう、よく相談して、楽しみながら取り組みたい」と抱負を述べました。
中心商店街で「ジャズストリート実証実験事業」に取り組む同委員会の佐藤航さん(37)は「プレゼンは非常に緊張して大変だったけれども、市民の皆さんに良かったと言ってもらえるよう頑張りたい」と意気込みを語りました。
審査員「応援したい」
市民の立場で審査に当たった山崎司朗さん(60)は「活性化につながるとても良い事業があって、応援していきたいと思った。公開プレゼンをもっとたくさんの人に聞いていただければ、わたしたちにも何かできることはないかと地域おこしをしようとする契機になるのではないか」と感想を述べていました。
また、行政の立場から審査に当たった坂本紀夫副市長は「協働の観点から市民の皆さんにも審査員をお願いした。この地域おこし事業が刺激となって、市民の皆さんが市のさまざまな計画策定に参画したり、まちづくりに取り組む人や地域が大きく広がってくれれば」と事業への期待感を示しました。
(広報いちのせき 平成21年5月15日号)