花泉診療所~医療福祉の一体型で開所~

開所を祝いテープカットリニューアルした施設内部

無床化されていた花泉町の県立花泉地域診療センターが医療法人白光(橋本幸徳理事長)に民間移管され、花泉診療所として開所しました。
開所したのは、花泉診療所のほか、白光が新たに設立した社会福祉法人七星会(橋本堯夫理事長)が運営する特別養護老人ホーム、シルバーライト花泉。施設は、1階が診療所、2階が特別養護老人ホームという医療と福祉の一体型です。
4月6日には、現地で開所式が行われました。

開所式には、法人の関係者や県医療局、市関係者、地元住民や施工業者ら約60人が出席。

神事では、白光の橋本理事長や勝部市長らが玉ぐしをささげ、橋本理事長が「地域の理解と支援をいただき、地域に喜ばれる施設にしていきたい」とあいさつしました。

また、テープカットも行われ、出席者で開所を祝いました。
花泉診療所は、常勤医2人と非常勤医3人の体制で診療にあたります。

診療科目は、内科と外科で、診療日は内科が月曜日から金曜日までの毎日、外科が月、水、金の週3日間で時間はいずれの日も午前9時から正午までと午後2時から同6時までとなっています。
旧センター1階の当時の診察室や受付カウンターを活用し、休憩室などを改装して19床を整備しました。
シルバーライト花泉は、旧センターの2階部分を利用して定員29人の特別養護老人ホームと定員2人のショートステイを運営します。

いわて南牛~消費拡大に向け推奨店を選定~

    取扱店に木製の取扱店証やのぼりなどを交付

いわて南牛振興協会(会長・勝部市長)は、一関・両磐地方で同牛を継続販売、メニュー化する食肉販売、飲食店19店舗を「いわて南牛取扱推奨店」に選定し、各店舗に取扱店証を交付しました。

市役所で行われた交付式には、取扱店10店や関係者などが出席。各店に取扱店証が交付されました。

会長である勝部市長は「年間1200頭の出荷があり、評価も上がっている。ブランドとして定着させたい」と語りました。

いわて南牛は、いわて南、いわい東両JAの銘柄を統一したもので、今後、各店や生産者、行政などが一体となりブランド定着と消費拡大を目指していきます。

5月12日は「民生委員・児童委員の日」

5月12日は「民生委員・児童委員の日」。

この日に制度が創設されたことを記念し、昭和52年に定められました。

また、12日からの一週間を「活動強化週間」として、民生委員・児童委員の活動を市民の皆さんに理解していただくためのさまざまな取り組みを進めることにしています。

民生委員・児童委員は、民生委員法と児童福祉法により厚生労働大臣から委嘱された地域住民の皆さんの暮らしを支えるボランティアです。

また、子どもに関する支援活動を専門に担当する主任児童委員もいます。

現在、一関市では、358人(内・主任児童委員30人)の委員が活動しています。
◎民生委員・児童委員はこんな活動をしています
  1. 地域福祉活動に欠かせない情報収集活動
  2. 行政機関や福祉団体などとの連携・協力活動
  3. 地域の皆さんが抱えるさまざまな悩みなどへの相談支援活動
  4. 福祉団体などと連携して実施する地域福 祉活動
  5. 子育て支援活動
民生委員・児童委員は地域の皆さんの相談相手として一番身近な存在です。
民生委員・児童委員には守秘義務があります。相談内容の秘密を守り、個人情報やプライバシーの保護に配慮した支援活動を行います。
◎問い合わせ先

本庁児童福祉課福祉総務係または各支所保健福祉課、一関市民生児童委員連絡協議会 電話0191-21-4133

(広報いちのせき 平成22年5月1日号)