大東高鹿踊部が全国大会へ

後輩たちへ思いをつないだ渾身の舞大東高鹿踊部の伊東部長(左から2番目)、菊池浩校長(右から2番目)、門脇忍同部顧問(右)が最優秀賞受賞と全国大会出場を報告しました
来年の全国高校総合文化祭への出場権をかけた県高校総合文化祭郷土芸能発表会が10月16日、一関文化センターで開催されました。
県内16校から神楽、鹿踊、和太鼓、鬼剣舞などの演目が行われ、地元からは一関二高太鼓道場部と大東高校鹿踊部が出演しました。

審査の結果、大東高校鹿踊部が最優秀賞を受賞。

来年8月に福島県で開催される全国大会の切符を手にしました。

10月28日、同高の菊池浩校長ら3人が市役所教育委員会を訪れ、全国大会への出場を報告。

来年の活躍を誓いました。

藤堂教育長は「地域に根ざした素晴らしい活動の成果。市内の小中学生の目標にもなる。後輩たちにしっかりと伝え、頑張ってください」と激励。

同部の伊東志穂部長(3年)は「来年の全国大会は後輩たちが出場することになりますが、日本一目指して自分たちの分まで頑張ってほしい」と後輩たちに夢を託していました。


“マコモタケ”を収穫体験

高さ2m以上に育ったマコモを収穫するオーナー

水中で生育するイネ科の多年草「マコモ」を栽培する、弥栄地区のまこも生産グループいやさか(熊谷敏彦代表)は10月24日、収穫祭を行いました。

マコモの肥大した茎は“マコモタケ”として食用にされ、農家6戸で40アールを栽培する同会。

田の一部をオーナー制にし約40人がオーナーとして登録。

この日は10人のオーナーが訪れ、収穫体験とマコモタケ料理を楽しみました。

山目字舘の千田鉄雄さん(66)はオーナーになって2年目。

「きんぴら、天ぷら、煮付けと何でもおいしい」とそのおいしさを話しました。


奏でる美しいハーモニー

華やかなハーモニーを響かせた浦和女声合唱団

合唱のまち一関の秋を彩る東日本合唱祭は10月9日、一関文化センターで催され、会場を埋めた約750人の聴衆を魅了しました。

21回目の今年は、昨年度全日本合唱コンクール全国大会金賞の桜町中学校特設合唱部の若さあふれる歌声で開幕。

宮城県から迎えた合唱団Epice(エピス)が、アニメソングなどを表情豊かに奏でました。

そのほか浦和女声合唱団など3団体がそれぞれの持ち味を生かした合唱を披露。

最終ステージは、招待合唱団と地元合唱団総勢約480人による恒例の大合同合唱で幕を閉じました。

(広報いちのせき 平成22年11月15日号)