ほっとNEWSこんなことありました
咲き誇る紫陽花に心和む
300種、約3万株のアジサイが咲き誇る舞川の「みちのくあじさい園」が7月1日から開園し、たくさんの観光客を魅了しています。
同園は、昭和58年から個人所有の杉林15ヘクタールにアジサイを植え、整備されました。
平成10年からはみちのくあじさい祭りを開催。
毎年、たくさんの人が訪れています。
開園初日には、好天に恵まれ、開園セレモニーも行われ、訪れた人たちが、夏を彩る鮮やかな花を観賞していました。
秋田県横手市から友人3人と訪れた柏原美喜子さん(59)は「今年で3回目です。毎年、楽しみにしています。たくさんの花で癒されます。管理が行き届いていて素晴らしい」と話していました。
期間中は、毎週日曜日に郷土芸能などのイベントも開かれ、園内の食堂も開設され、休憩所も利用できます。
また、電動カートを利用しての散策も可能で、ゆっくり花を愛でることができます。
駅から史跡や名所を巡る
JR東日本が企画する「駅からハイキング」は7月2日、千厩町で開催され県内外から約40人が参加しました。
千厩駅を11時に出発し、夫婦石や金山一揆集結の地など、町内の史跡や名所を説明を受けながら歩いて散策。
昼食会場の日野屋庭園では「果報だんご汁」、酒のくら交流施設では地酒が振る舞われ、地元の食も楽しみました。
仙台から参加したご夫婦は「仕事で来たことはあったが、千厩をゆっくり歩いてみたくて参加しました。
説明を受けながら歩いてとても楽しかった」と、果報だんごで当たったお土産を手に、一日楽しんだ様子でした。
砂鉄川に香魚踊る夏到来
県内の渓流釣りの名所の一つである砂鉄川で7月1日、アユ釣りが解禁され市内外から多くの太公望が繰り出し、アユ釣り独特の当たりを楽しみました。
今年は、解禁日前に降った雨で川が増水。
川の濁りのため釣り客は少なめでしたが、上流部にある大東町大原の立町橋付近は大勢の釣り客が釣り糸を垂らしていました。
今年のアユは生育や数も平年並み。
翌日からは川の濁りも落ち着き、各地で太公望の姿も見かけるようになり、砂鉄川はしばらくの間、釣り客でにぎわい、のどかな風景が見られます。
(広報いちのせき 平成23年7月15日号)