一関、陸前高田、気仙沼3市の児童が交流 一関・第4回「笑顔いっぱいトライアングルプロジェクト」

 一関・第4回「笑顔いっぱいトライアングルプロジェクト」

「笑顔いっぱいトライアングルプロジェクト」(市教委主催)は7月30、31の両日、いちのせき健康の森で行われました。

東日本大震災で被災した隣接自治体の子供たちに元気を取り戻してほしいと2012年に始まった同プロジェクト。
4回目は、市内、陸前高田市、気仙沼市から小学5年生42人が参加しました。児童たちは、沢登り、木製ペンダント作りやカレー作りに挑戦しながら交流を深めました。
第1回から参加している萩荘小の浅倉駿輔(しゅんすけ)君は「みんなと再会できる日を楽しみにしています」と話していました。

 

スポーツで生きがいと健康づくり 花泉・油島地区で「グリーンクラブスポーツ大会」

花泉・油島地区で「グリーンクラブスポーツ大会」

油島地区の60歳以上の住民による「グリーンクラブスポーツ大会」(油島公民館主催)は7月26日、油島小体育館で開かれ、住民60人が6チームに別れて競い、交流しました。

用意された5競技のうち「ディスクゲッター」は、円盤を投げて点数が表示された的を射抜く軽スポーツ。
円盤の行き先に歓声が上がったり、ため息が漏れたりしていました。鈴木次夫(つぎお)さん(78)=憧伝沢(どうでんざわ)=は「運動する機会が少ないので、スポーツ大会は年1回の楽しみです」と話していました。
優勝は堤下チームでした。

 

迫力の演奏と楽しい寸劇で安全を啓発 大東・室蓬ホールで「交通安全ふれあいコンサート」

大東・室蓬ホールで「交通安全ふれあいコンサート」

岩手県警察音楽隊を迎えての「交通安全ふれあいコンサート」(東磐井地区交通安全協会摺沢分会主催)は7月12日、大東コミュニティセンター「室蓬ホール」で開かれ、同音楽隊の演奏や寸劇に満席の客席から盛んな拍手が送られていました。

コンサートでは、アニメやテレビ番組のテーマ曲など10曲が演奏されたほか、合間に交通安全や防犯をテーマにした腹話術や寸劇なども披露されました。
大東町鳥海の伊東ツギさんは「選曲がよく、笑いもあって素晴らしいコンサート」と満足そうでした。

 

大迫力のバーナーと黄金の雄姿を披露 千厩で「市バルーンお披露目式」

千厩で「市バルーンお披露目式」

「市バルーンお披露目式」(市主催)は7月27日、千厩多目的グラウンドで行われ、関係者、地域住民らが安全を祈願し、導入を祝いながら観光振興などに期待を寄せました。

予定していた係留体験搭乗は天候不良で中止しましたが、出席者らは、ごう音と共に炎を噴き上げるバーナーの迫力を体感。
バーナー点火を体験した高橋海羽(ひろと)くん(千厩小3年)は「すごい音でした」と驚いていました。
また、黄金の機体は千厩体育館で一般に披露され、送風機で膨らませた雄姿に歓声が上がりました。

 

賢治をイメージした幻想的な作品 東山・大下邦弘ガラス展「ガラスで創る宮沢賢治の世界」

東山・大下邦弘ガラス展「ガラスで創る宮沢賢治の世界」

ガラス作家大下邦弘さん(37)=滋賀県大津市=のガラス展「ガラスで創る宮沢賢治の世界」は、石と賢治のミュージアムで開かれています。

「貝の火」「グスコーブドリの伝記」など賢治の作品をイメージした作品は、独自の色と繊細な造形に満ちています。
同展は、賢治が晩年、東北砕石工場の技師だったことにちなんで2011年から没後80年に当たる本年まで3カ年計画で実施。
最終年度の今年は新作2点を含む12点が展示されています。期間は8月25日まで。

 

見て、聴いて、触れて科学を体感 室根東・西小で「未来わくわく事業」

室根東・西小で「未来わくわく事業」

いちのせき元気な地域づくり事業「未来わくわく事業」(市、市教委主催)は7月9日、室根東、西両小学校で開かれました。

このうち室根東小(玉山勉(たまやまつとむ)校長、児童129人)では3~6年の児童91人が科学の世界を体感。
今野収(こんのおさむ)国立一関工業高等専門学校非常勤講師らの指導で、液体窒素でバナナを凍らせてくぎを打ったり、酸素を入れた風船を凍らせて液体酸素を作ったりする実験に歓声を上げました。
鈴木那知(なち)さん(6年)は「今日の経験を生かして将来の夢につなげていきたいです」と感想を話しました。

 

親子で「夏」を感じるキャンドル作り 川崎公民館で「第3回川の楽校」

川崎公民館で「第3回川の楽校」

川崎町子ども会育成会連合会(金野健男会長)主催の「第3回川の楽校」は8月3日、川崎公民館で開かれ、小学生と保護者ら60人が「オリジナルキャンドル作り」に挑戦しました。

講師は「花と陶芸 花釉(はなゆう)」=仙台市=の大内明美さん。テーマは海や川など「水の生き物」。
用意された涼しげなパステルカラーの材料から好みの色や形を選び、オリジナルな水の生き物を作りました。
天童健人(てんどうたけと)君(川崎小6年)は「タコを作りました。足が難しかったけど、うまくできました」と喜んでいました。

 

地元食材でリッチにフレンチを学ぶ 藤沢・暮らしの日曜塾「料理教室」

藤沢・暮らしの日曜塾「料理教室」

藤沢公民館主催の暮らしの日曜塾「料理教室」は7月13日、新沼コミュニティセンターで開かれ、レストラン「あさひや」のオーナーシェフ原田良一さん=千厩町=を講師に、13人の市民が地元食材を使った本格フレンチを楽しみました。

参加者は、真剣に、楽しくフレンチに挑戦。出来上がった肉料理、スープやオードブルなどをきれいに盛り付けると大満足の様子。
東山町から参加した吉田悠里(ゆり)さん(23)は「フレンチは初めて。家でも作りたいです」と瞳を輝かせていました。 

 

 

 広報いちのせき「I-Style」 平成25年8月15日号