栄光つかめ!「春」の夢舞台へ

「センバツ」出場へガッツポーズの部員

1月25日、第80回記念選抜高校野球大会に、一関学院高校が守備力を評価される「希望枠」で選ばれました。同校のセンバツ出場は2年ぶり2度目、春夏通算7度目の全国大会出場です。
センバツでの活躍を誓い、浅井市長(左)と握手を交わす佐々木主将昨年の秋季県大会決勝では盛岡四高に惜しくも敗れたものの、東北大会では攻守一体となり熱戦を繰り広げ、見事ベスト4進出を果たした同校。甲子園出場の朗報に、選手や関係者はもとより、市民は大きな喜びに包まれています。
2月13日、小野寺佳代子校長と高橋滋部長、沼田尚志監督、佐々木一真主将(2年)の4人は、市役所に浅井市長を訪れ、センバツ出場決定を報告しました。
小野寺校長が「予期していなかったセンバツへの切符をいただきうれしく思います。市民の皆さんの声援のおかげです」とあいさつ。

⑥栄光の春を目指し、雪の中懸命に練習に励む選手たち浅井市長は「センバツは選りすぐった強豪が集まるところ。そこで戦えるのは幸せなことです。センバツ出場は選手にとって一生の宝、思い出です。悔いが残らないように平常心で挑み、充分に力を発揮してきてください」と激励しました。 
2年前の大会では、逆転サヨナラ負けで初戦敗退という悔しさを味わっているだけに、高橋部長と沼田監督は「2年前の経験と反省を生かしたい」「今回は心に残る試合をしてきたい」と語りました。
佐々木主将は「技術だけでなく精神面も鍛えていきたい。チームのきずなを大切にし、まずは一勝、そして日本一を目指します」と決意を新たにしていました。
選手たちは、センバツの舞台に立てる喜びをかみしめながら、北国のハンデをものともせず、日々の練習に励んでいます。
センバツ大会は3月22日、阪神甲子園球場で開幕します。

秋季大会の成績
■一関地区予選■

1回戦4-0前沢
2回戦10-0一関二
準決勝3-4千厩
第3・4代表決定戦3-2花泉

■岩手県大会■

1回戦4-1花巻東
2回戦8-2久慈
準々決勝13-0福岡
準決勝3-2盛岡大附
決勝3-4盛岡四

■東北大会■

2回戦1-0大崎中央
準々決勝4-2大曲工
準決勝0-1聖光学院

一関学院高野球部甲子園出場の歴史

昭和22年:野球部創部

【夏の甲子園】

昭和49年 第56回大会
昭和61年 第68回大会
昭和62年 第69回大会
平成4年 第74回大会
平成14年 第84回大会

【春の選抜甲子園】

平成18年 第78回大会

※平成4年の大会までは 一関商工高として出場

沼田尚志監督

沼田尚志監督

甲子園では守りをしっかり固めた上で、点を取りにいく試合をしたい。まずは一勝を目指します。
市民の方々にはいつも温かい応援をいただき感謝しています。一関市の名を全国に覚えてもらえる試合をしてきますので、応援をよろしくお願いします。

佐々木一真主将(2年)

佐々木一真主将

センバツ出場は言葉にならないくらいうれしいです。
甲子園では全国で守備が一番うまいチームと思われるような試合をし、一関市民の皆さんに勝利をプレゼントしたいです。
市民の皆さんが元気になってまちが活気づくような試合をしてきます。

野球部員
【投手】

東龍太郎(2・山田)阿部拓瑠(2・渡波)菅野竜将(2・江刺東)武山瑞輝(2・戸倉)中村保(2・大船渡)山崎良平(2・平泉)阿部航(1・下小路)飯塚将大(1・銚子三)飯田翔(1・塩釜二)内海直也(1・高崎)菊地翔太(1・東水沢)菊池拓也(1・水沢南)後藤健志(1・宮城野)高橋元基(1・金成)畑寿(1・吹上)

【内野手】

阿部祐樹(2・水沢)川原翔太(2・大船渡)熊谷和樹(2・大原)栗村靖広(2・大船渡)齊藤建斗(2・加茂)佐々木一真(2・中里)佐藤州(2・水沢南)菅原義信(2・前沢)千葉純也(2・前沢)中澤雄太(2・高崎)増田純平(2・桜町)丸山竜司(2・紫波一)伊藤達也(1・築館)岩渕祐貴(1・前沢)小野寺諒(1・室根)佐々木貴寛(1・古川東)鳴海圭亮(1・見前)平泉忍(1・前沢)藤田潤(1・栗駒)

【外野手】

阿部純(2・前沢)伊藤裕太(2・色麻)小又亮(2・真滝)佐々木亮(2・湘洋)藤原一秀(2・綾織)吉田純(2・大船渡)浅沼貴啓(1・東和)金森駿(1・秋多)千田稔(1・前沢)中野尊哉(1・和賀東)

【捕手】

鈴木武(2・東山)中鉢勝仁(2・一迫)矢守悠貴(2・大船渡)吉家勇希(1・桜町)鈴木良太(1・金成)

【マネージャー】

佐々木理恵(2・上野)小野寺裕香(2・山目)菅野優子(1・東水沢) 

※敬称略 。()内は学年、出身中

 (広報いちのせき平成20年3月1日号)