大東大原水かけ祭りにて今年の「一関市・大東大原水かけ祭り」は350年の節目を寿ぐかのような晴天に恵まれ、盛大に行われました。合併後は地元大原以外からの参加者、観光客が年々増えています。今後もますます多くの人を迎えながら、この威勢のいい祭りを全国に発信していきたいと思います。
人々の交流がまちの活気を生む、そのために欠かすことのできないのが道路です。先日、北海道・東北8道県の地方6団体合同会議に県の代表として参加し、道路特定財源の確保に向けて決議するとともに、各県選出国会議員にその必要性を訴えてきました。
最近中央では、「日本の道路整備は終わった」「今は無駄な道路を作っている」との論調が高まりを見せています。都市部ではバスや地下鉄など公共交通機関の整備が進んでいますが、地方に住む私たちにとって、道路は通勤・通学・通院・買い物―どれにも欠かせないまさに生活の要です。県内で最も面積の広い当市では、祭りに人を呼び込むためにも、世界遺産登録を目前にし観光客を呼び込むためにも、地域と地域を結ぶ道路の整備はますます重要です。
地域の将来のために、安心して暮らすことができる基盤を着実に整えていくことが、現在の私たちの責務であると考えています。

(広報いちのせき平成20年3月1日号)