写真は内野保育園閉園式で園児らと寒い季節は屋内に引きこもりがちになるものですが、さまざまな花が咲き乱れる春たけなわの今は気持ちも明るくなり、野外に出て何かしたくなるものですね。
春は別れや出会い、そして新たな出発など、さまざまありますが、室根地域では小学校の閉校と開校がありました。少子化により複式学級を余儀なくされてきた中ではありますが、学区再編は地域に大きな影響があること。地域の皆さんが長期的な展望に立ち、統合を決断していただいたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。子どもたちはもう新しい友達がいる様子で、子どもたちの環境に適応する力に感心させられました。
この新しい学校で児童らが楽しく過ごすことを想像し、学力向上はもちろんのこと、人間性豊かでやさしい心を持った素直な子どもたちに育ってほしいという思いが込み上げてきました。子どもたちこそ社会全体の宝。地域みんなでこの子たちをしっかりと守り、育てていかなければと期せずにはいられませんでした。

(広報いちのせき 平成21年5月1日号)