千厩

足湯も初登場 小梨地区民祭

 小梨地区民祭は11月13日、小梨公民館などを会場に催されました。手芸品や自治会展、丹精込めて育てられた農産物の展示即売、芸能発表会などが行われ大勢の観客でにぎわいました。地域の鉱泉「たまご湯」の簡易足湯も初登場し、子どもから大人までプチ温泉気分を味わいました。

奥玉小の遊具が 鮮やかお色直し

 東磐塗装業組合(菊地俊克組合長)の組合員15人は10月29日、奥玉小学校の校庭に設置された遊具などの塗り直しを行いました。同組合は平成6年から毎年、11月16日の「いい色の日」にちなんで東磐井地域の幼稚園や小中学校を訪問し、ボランティア活動をしています。菊地会長は「子どもたちが喜ぶ姿を思い浮かべながら作業しています」と話してくれました。

人気土付き野菜 はっと汁に舌鼓

 青空ふれあいフェスティバル実行委員会(小野寺維久郎会長)は10月22日、23日の2日間、東京都世田谷区三軒茶屋商店街で千厩産の農産物やはっと汁などの販売を通じて交流を深める産直市を催しました。今年は10回目を記念して、商店街で買い物をしたお客さんに新米1キロをプレゼント。このフェスティバルを楽しみにしているという県出身者やリピーターなどで会場は大いににぎわいました。

屋上コートでドッジボール

 磐清水小学校(高橋きぬ代校長・児童数40人)の児童と保護者など31人は11月5日、6日の両日、「さわやか交流・ふるさと運動」で同校と31年前から交流している東京都台東区立根岸小学校を訪れました。夏休み以来、3カ月ぶりに再会した両校児童はすぐに意気投合。学校周辺を一緒に見学した後、根岸小学校校舎屋上の校庭でドッジボール試合を約1時間にわたり熱戦、さわやかな汗を流しました。来年の夏休みの再会を誓い、帰郷しました。

東山

全員でつくりあげました 小学校学習発表会

 長坂、田河津、松川の各小学校で10月15日、学習発表会が開催され、劇や合唱など日ごろの練習の成果を発表しました。このうち、長坂小学校(鈴木正敏校長、238人)の6学年は、宮沢賢治を東北砕石工場に迎えたことで知られる鈴木東蔵についての劇「此の田園如何(でんえんいかん)(鈴木東蔵伝)」を上演。東蔵が賢治と出会い、凶作で苦労する農村の救済のため、ともに奔走する姿を演じました。上演後、児童たちは「東蔵のことは劇を上演するにあたり、みんなで勉強しました。全員で演じきることができてうれしいです。」と感想を話してくれました。

白熱したゲームを展開 パークゴルフ交流親善大会

 東山町パークゴルフ協会(鈴木公英(こうえい)会長)主催の第2回パークゴルフ交流親善大会が10月24日、東山唐梅館パークゴルフ場で行われました。本大会は、地元東山、まえさわ、いさわ、水沢市の4協会のパークゴルフ愛好者の交流と普及を目的として開催され、100人が参加しました。快晴の下、アップダウンなど変化に富んだ36ホールをラウンドし、日ごろの練習の成果を発揮して熱戦をくりひろげました。ホールインワンも数多く飛び出し、男子は109打の阿部亮一さん、女子は113打の小原佑子さんの地元勢が優勝しました。

秋をいろどる多彩なイベント まつりin東山

 まつりin東山が11月5日と6日、東山地域の各地で開かれました。文化祭は東山総合体育館、田河津・松川公民館で行われ、田河津公民館では、竹沢地区にある菅原道真公夫人の墓で9月11日に行われた「御神忌1100年大祭」の様子を紹介する「写真展」を開催。各会場で特色ある特別展が開催されたほか、手芸や書道、生け花など数多くの作品が展示されました。6日体育館前で行われた畜産まつりでは、豪快に丸焼きにされたいわい牛や芋の子汁が振る舞われ、訪れた人たちは秋晴れの下、地元産の味覚に舌鼓を打ちました。体育館内で行われたニュースポーツ体験コーナーでは、参加者が体育指導委員に挑戦。勝者には地元産の野菜がプレゼントされ、スポーツの秋を満喫しました。多彩なイベントに、訪れた人々は芸術文化、収穫、スポーツなどそれぞれの秋を楽しみました。

鉱物の奥深い魅力を紹介 小林健二トークショー

 11月6日、石と賢治のミュージアムで開催中の鉱物展覧会「地球に咲くものたち」で、鉱物を出展している芸術家小林健二さんによるトークショーが行われました。会場には、関西、首都圏など県内外から約50人が訪れ、小林さんは人工結晶を作る実験を披露したほか、映像を通じて蛍石やアクアマリンなど世界各地の美しい鉱物を紹介。「人間にも個性があるように鉱物にも個性があり、一つとして同じものがない。天然の持っている美しさを感じてほしい」と鉱物の魅力を紹介しました。訪れた人たちは、ユーモアを交えて鉱物の魅力を伝える小林さんの話に聞き入っていました。

(広報いちのせき 平成17年12月1日号)