一関

地場産品が勢ぞろい 産業まつり農業祭

 今年1年の収穫を祝う第53回一関地方産業まつり農業祭が、10月22日と23日の2日間、一関市総合体育館(ユードーム)前広場で行われ、会場は新鮮な野菜を求める買い物客や秋の味覚を楽しむ家族連れでにぎわいました。
 また、会場内では牛の鳴き真似コンテンストや早食い選手権、郷土芸能発表などのイベントが行われ、中でも岩手南牛もも肉丸焼きコーナーは大人気で、焼き上がる前から長い人の列ができ、地元産物のおいしさに舌鼓を打っていました。
 会場には2日間で約2万4000人が訪れ、生産者と交流するなどして楽しいひとときを過ごしました。

地元の特産品など一堂に多彩なイベントも 産業まつり商工祭

 第56回一関地方産業まつり商工祭は10月28から30日までの3日間、一関文化センター体育館を会場に行われ、3日間で3万2300人の来場者でにぎわいました。
 会場には岩手県南、宮城県北の民芸品や伝統工芸品、食料品などのコーナーが立ち並び、また、姉妹都市福島県三春町や友好都市宮城県気仙沼市の物産と観光の展示コーナーが設けられました。また、祝いもち振る舞いやゲーム、一関温泉郷足湯体験コーナーなどのイベントが行われ、会場に詰め掛けた皆さんは、思い思いに会場内を歩きまわり、お店の人と盛んにやりとりしていました。

半世紀前の花嫁道中 「むかさり」を再現

 昔の花嫁道中を再現した「むかさり」が11月6日、厳美町で行われました。むかさりは実行委員会が企画運営に当たり、10月10日に入籍し、むかさり当日に披露宴を開いた厳美町の佐藤慶勝さんと弥生さん(旧姓大亀)が花婿、花嫁にふんして再現。ちょうちんを持った宰領を先頭に、花嫁と花婿の母が装飾した馬に乗り、男性は紋付き羽織はかま、女性は留め袖、げた履きの正装で、博物館前から自然休養村管理センター敷地内の旧鈴木家住宅まで約800メートルを練り歩き、沿道の観光客などの目を楽しませました。
 その後、旧鈴木家住宅で古式にのっとり結婚の儀式が執り行われ、花婿と花嫁が三三九度の杯を交わしました。

芸術・文化活動の成果を発表 一関文化祭

 今年で56回目を迎える一関文化祭の展示部門が11月4日から6日まで一関文化センター体育館で開かれました。芸術の秋にふさわしい書道や絵画、陶芸や手工芸などの作品、団体と個人合わせて約1200点が展示されました。訪れた人たちは独創的で手の込んだ作品をじっくり見、その出来栄えに感心していました。
 一関文化祭は今回行われた展示部門のほか、文芸、舞台の3部門で9月から12月にかけて一関文化センターなどを会場に行われています。

多くの人出で大町ににぎわい いちのせき商業まつり「福の市」

 いちのせき商業まつり「福の市」が11月13日、大町で開かれました。
 歩行者天国となった会場の大町通りにはたくさんのテントが並び、もちつきや風船割り、ウルトラクイズ大会などが行われたほか、子どもたちに大人気となった消防はしご車の試乗体験コーナー、今年初めて開設された「おもちゃの病院」など、イベントも盛りだくさん。訪れた多くの親子連れなどで、日曜日の大町通りはにぎわいをみせていました。

(広報いちのせき 平成17年12月1日号)