新市3社目の誘致企業19年2月操業開始予定

新市3社目の誘致企業19年2月操業開始予定

 合成樹脂および繊維の加工、販売などを行う株式会社シャインテクノ(本社東京都中央区、資本金1億円、木根渕純代表取締役社長)の当市への立地が決定しました。
 6月5日、市役所本庁で行われた立地協定調印式には木根渕社長、浅井市長、松川求県南広域振興局一関総合支局長、須田利治一関商工会議所会頭、佐々木時雄市議会議長と同社グループ企業、県、市関係者らが出席し、木根渕社長と浅井市長が、工場立地協定書に調印しました。
 調印後、浅井市長は「グループ企業が各地に工場を展開されている中、新会社の立地に当市を選定いただき感謝申し上げる。御社の発展を確信するとともに、当市の産業振興施策推進に支援をお願いしたい」と歓迎。木根渕社長は「一関は勤勉さとチャレンジ精神を持った人材が豊かで、それが最大の魅力となり立地を決定した。新会社の事業は将来グループ企業の核になるものと考えておりぜひ成功させたい」とあいさつしました。
 同社は市内立地企業の100パーセント出資子会社として本年4月に設立。今後需要の伸びが期待される高機能樹脂加工の新事業開始に伴い、グループ企業との連携などの点から当市への立地となりました。
 同社は、東台の一関東工業団地内の既存工場内に1050平方メートルを借り受け、ポリカーボネートをはじめとする機能性樹脂シートの生産、加工設備を整備し19年2月の操業開始を予定。将来は生産ラインの増設に伴い独自工場の整備も視野に入れています。従業員は当初8人体制でスタートし、22年度には地元採用を半数程度含む20人体制と計画されています。

立地協定書に調印後握手を交わす木根渕社長(右から2人目)と浅井市長(中央)

(広報いちのせき 平成18年7月1日号)