行財政改革推進に関する重要事項を調査、審議

 市の行財政改革の推進に関する重要事項について調査および審議を行う「行財政改革推進審議会」の第1回審議会は6月12日、市役所本庁で開かれ、浅井市長から15人の委員に辞令(任期2年)が交付されました。
 同審議会は今後、市の行財政運営全般にわたる改革の推進について審議。9月末をめどに意見をとりまとめることとしています。

 

 審議会で浅井市長は、「厳しい財政状況の中で、自治体の体力に応じた公共サービスを提供していくためには、行財政改革を積極的に推進し、健全財政に努めなければならない。新市の行財政基盤づくりのため率直なご意見ご提言を賜りたい」とあいさつ。会長に佐藤晄僖さん、副会長に千田恭平さんが互選された後、「財政の健全化を図り、市民サービスの充実と、市勢の着実な発展を実現させるため、当市の行財政運営全般にわたる改革の推進について、貴審議会の意見を求めます」との市長の諮問を受け、審議がスタートしました。
 協議では、行財政改革の必要性や審議会のスケジュール、現在の財政状況などについて市側から説明を行いました。
 審議会では、次回以降▽事務事業の整理合理化▽民間委託の推進▽市民と行政との協働によるまちづくりの推進▽補助金等の整理合理化▽組織編制の見直し▽職員の定員管理及び給与の適正化▽人材の育成▽電子自治体の推進▽公正の確保と透明性の向上▽経費の節減合理化等財政の健全化について協議を進め、9月末に行財政改革として取り組むべき事項について市長に答申する予定となっています。
 市では、答申を受けて、行財政改革推進本部(本部長・坂本助役)により、市の行財政改革の指針となる「行政改革大綱」と、それに基づく平成22年度までの具体的な取り組みを明示した「集中改革プラン」の素案を作成。市民への説明を行った上で、11月に決定することとしています。

行財政改革推進審議会委員の皆さん (敬称略。委員は50音順)
  • 会長 佐藤晄僖(一関商工会議所副会頭・一関)
  • 副会長 千田恭平(知識経験者・千厩)
  • 委員 伊藤美津代(知識経験者・東山)、小野寺正志(連合岩手一関地区協議会議長・一関)、小山浩(知識経験者・室根)、河島一男(公募委員(まちづくりスタッフバンク)・一関)、佐藤貞子(公募委員(まちづくりスタッフバンク)・大東)、菅原照之(一関青年会議所理事長・一関)、千葉章(公募委員(まちづくりスタッフバンク)・川崎)、永澤英子(知識経験者・大東)、芳賀實(いわい東農業協同組合第3理事・大東)、藤原和紀(知識経験者・花泉)、舟山世喜子(知識経験者・一関)、茂庭忠仁(一関市社会福祉協議会会長・一関)、吉田富美恵(知識経験者・川崎)

市長から諮問を受け審議をスタートさせた第1回行財政改革推進審議会

問い合わせ先
本庁財政課行革推進係 TEL 0191-21-8233

(広報いちのせき 平成18年7月1日号)