男女共同参画プラン決定
「男女がお互いを尊重し支え合う輝く地域社会」を目指して
市は昨年12月25日、一関市における男女共同参画社会の実現を目指し、市民、企業、行政などが一緒になって男女共同参画を推進するための取り組みの方向性を示す「いちのせき男女共同参画プラン」を決定しました。
プランは、19年度を初年度とし23年度を目標年度とする5カ年計画で、今後、これに沿って男女共同参画を推進していきます。
市は、「豊かで活力ある社会を実現していくためには男女共同参画の推進が重要な課題である」との認識のもと、17年9月の新市誕生と同時に男女共同参画推進にかかわる業務の専任部署を設置。12月に市民意識調査による現状の把握を行い、18年2月には助役を本部長とする「一関市男女共同参画推進本部」を設置して、プラン策定の体制を整えました。
また、市民の意見をプランに反映させるため、4月に「一関市男女共同参画プラン策定懇話会」(高木春子会長・委員20人)を設置し、4回の懇話会を開催するとともに、住民説明会やパブリックコメントなどで意見や提言をいただきながらプラン策定を進めてきました。
決定したプランは、▽策定の必要性▽策定の背景▽基本的考え方▽基本計画▽推進体制▽主要指標及び施策一覧で構成。男性も女性も、互いにその人権を尊重し、共に支えあい、性別に関係なく能力が十分に発揮され、個性に応じた生き方ができる豊かな社会の実現を目指して、基本理念を「男女がお互いを尊重し支えあう輝く地域社会」とし、その実現に向けた6つの基本目標の下に具体的な施策を展開していくこととしています。
プランの全文は、本庁企画調整課、各支所地域振興課に備え付けるほか、市のホームページにも掲載しています。
また、市民の皆さんにプランの概要を理解していただくため、その要点を取りまとめた概要版を作成しました。広報本号と併せて配付しますので、ご覧ください。
(広報いちのせき 平成19年2月15日号)