一関市

地域おこし「市民活動推進のため37事業に助成」

活力ある地域づくりを目指して18年度にスタートした地域おこし事業。
合併直後の地域づくりに新たな動きが生まれました。
37団体に約1964万円を助成することが決まった19年度事業の概要をお知らせします。

　市民同士の一体感の醸成や人材おこし、産業おこしなどの活動を支援しようと行っている地域おこし事業。“一般事業”とおおむね40歳代以下の市民により構成される団体を対象にした“若者が主役の地域おこし事業”の二つの事業に、18年度は60件助成し、新たな地域おこしの起爆剤になりました。
　19年度事業は2月1日から3月9日までの期間、広く募集。地域おこし一般事業に40件、若者が主役の地域おこし事業に12件の応募がありました。
　各事業の審査は、▼自発的で活性化の趣旨に沿うか▼目的が達成され効果が見込めるか▼将来的に市全域に波及する見込みがあるか▼先導的で斬新性があるか▼新規事業または継続することで効果がある事業か▼一体感の醸成、人材育成、産業振興に寄与するか▼交流人口の増加が見込めるか―などの観点で実施。その結果、地域おこし一般事業では「花の郷づくりプロジェクトＫ事業」（清田親交会）など26件、若者が主役の地域おこし事業で「いわいっこ飛行隊in骨寺」（社団法人一関青年会議所）など11件、合わせて37件を補助対象事業に採択し、1963万8千円を助成することに決定しました。
　補助の趣旨などから採択が見送られた事業についても、市民の交流や活力ある地域づくりに向けた、意欲的なアイデアが寄せられました。
　同事業による補助は事業費の3分の2以内。同一事業への助成は3年間を限度としています。事業は22年度まで行っていく予定です。

■地域おこし一般事業　採択事業

一体感のある地域づくりを推進する

年代や職業などを問わず、多様な人材を育成する

活発な産業活動を促すことにより所得の向上を図り、心身ともに健康な生活を送ることができる環境を整える

市民自らが発案し自らが行動することにより、積極的な地域づくりを行う

■若者が主役の地域おこし事業　採択事業

一体感のある地域づくりを推進する　

年代や職業などを問わず、多様な人材を育成する

活発な産業活動を促すことにより所得の向上を図り、心身ともに健康な生活を送ることができる環境を整える

市民自らが発案し自らが行動することにより、積極的な地域づくりを行う

（広報いちのせき5月15日号）