写真は東山町で行われた和紙発生の地看板除幕式平成20年度が始まりました。新市のスタートから2年半が過ぎ、一体感は確実に醸成されてきており、また地域づくりも各地域においてさまざまに取り組まれています。
さて、今年は当市にとって、骨寺村荘園遺跡の世界遺産登録が実現する重要な年です。この貴重な財産を大切に守り、次の世代に継承することがわれわれの責務。同時に、この資源を基に観光産業を活性化させるとともに、まちづくりの多様なな分野に活用していく視点が求められています。
国内外から大勢のお客様が当市を訪れるでしょう。そのお客様に「来て良かった」「また訪れたい」と心から満足してもらえるように、観光に従事する人はもちろんのこと、道を歩く一般の市民も一緒に「おもてなしの心」でお迎えしたい。
骨寺村の景観は、いわば日本の原風景といえるようなもの。懐かしさを求めて訪れた人たちがほっとする気持ち、温かい気持ちになれるようなおもてなしすることで、当市の魅力が高まり、そして人と人との交流が一層活発化し、まちの活性化につながれば―と切に願っています。


(広報いちのせき平成20年4月1日号)