報告会で関係者に大会報告を行った佐藤智大主将ら選手たち一関学院高陸上部は12月21日、京都市で行われた第59回全国高等学校駅伝競走大会に県代表として出場しました。7人の選手がたすきをつないで力走した結果、2時間6分50秒の記録で13位と健闘しました。
同校にとって、14年連続18回目の出場となった今大会。毎年恒例の須川合宿は岩手・宮城内陸地震の被害のために中止されましたが、8位入賞を目標に、市民に勇気と感動を与えたいと練習に励んできました。惜しくも入賞は逃したものの、東北大会の成績を5分近く縮めた力走を見せてくれました。
22日午後3時過ぎ、一ノ関駅前で行われた報告会では、「みんなで力走 ありがとう」と書かれた横断幕が選手たちを出迎え。関係者や市民が集い、選手たちの健闘を大きな拍手でたたえました。
小岩光宏陸上部総監督は「部員一堂で勝ち取った順位。皆さんからの温かい励ましで力以上の走りを見せることができた」と感謝を述べ、3区を走った佐藤智大主将は「入賞はできなかったが来年につながる走りはできた。来年、再来年に期待してほしい」と今後の活躍を後輩に託しました。小野寺佳代子校長は「好タイムで旋風を巻き起こした選手の皆さん、おめでとう、そしてありがとう。父母や関係者の皆さんのおかげで折り返し地点に陣を取り、盛大な応援で市や県をPRできた」と振り返りました。

(広報いちのせき平成21年1月15日号)