File №20 村上家住宅

かやぶきの古民家が伝える懐かしの情景

 村上家住宅

千厩町小梨にある「村上家住宅」は、江戸時代末期以前に建てられたとされる民家です。
母屋、馬屋、厠、小家の4棟はいずれもかやぶき。手斧で仕上げられた柱、土壁、内部には真っ黒にすすけた「かまど神様」―。周囲の竹林と相まって、懐かしい民家の情景を今に伝えてくれています。
いずれの建物も保存状態がよく、県内の建築文化、民家の建築史上極めて貴重なものと認められ、平成8年に県の文化財に指定されています。

アクセス

市営バス(千厩)みなみ交流センター前バス停から徒歩5分

(広報いちのせき 平成22年2月1日号)