華麗な演技、鍛え抜いた体
2011北東北インターハイ、ジムナストの熱き戦い
平成23年度全国高校総合体育大会体操競技は、一関市総合体育館で開かれました。
8月6日に行われた開会式では、当市山目中出身、専大北上高校の大槻龍太郎主将(3年)が花巻南高校の竹中美祐主将(3年)と共に選手宣誓を行いました。
7日~9日にかけて、各都道府県大会を勝ち抜いた選手たちが集結。
県勢は地元の大きな声援を受け、精いっぱいの演技で駆け付けた観衆を沸かせましたが、残念ながら予選突破はならず。
それでも、選手たちのがんばる姿は県民へ勇気と感動を与える素晴らしいものでした。
9日の閉会式では、大会期間中、来場者から寄せられた支援金が市に贈呈されました。
勝部市長が受け取り「皆さんのご協力でこの体育館の復旧もインターハイに間に合わせることができました。
この支援金は、有意義に使わせていただきます」と謝辞を述べました。
力強く選手宣誓する大槻(左)、竹中両主将
支援金を受け取る勝部市長
合言葉は「チームスピリット」
「元気な一関」を発信しようと7月にイベントを開催し、決意を固めた一関地方の高校生たち。
「チームスピリット」を合言葉に一ノ関駅前などにプランターを設置したり、各県の応援のぼりを作成しました。
大会期間中は、補助員や飲料の配布など、「一人ひとりが支える大会」を成功させるために頑張りました。
市を挙げての「おもてなし」
全国から集まる選手や大会関係者を「おもてなし」するため、地元行政区などが駅から会場までを「フラワーロード」にしました。
また、市内全小学校で参加各高校の選手への応援メッセージを書き込んだのぼりを会場入口に飾るなど、縁の下から大会を盛り上げました。
(広報いちのせき 平成23年9月1日号)
