市内滝沢の一関東工業団地に進出する、自動車内装部品メーカー株式会社フジコー(本社兵庫県伊丹市、代表取締役社長野添(のぞえ)誉之(たかゆき)氏)の立地協定調印式が1月24日、市役所本庁で行われました。

式には、野添社長のほか、勝部修市長ら関係者10人が出席。
立地協定書に調印しました。
あいさつに立った勝部市長は「当市への立地について英断をいただき感謝申し上げる。地域に密着した企業として共に地域づくりに貢献していただければ」と歓迎。
野添社長は「自動車産業の集積が進む東北の中心である一関市に進出を決めた。地域発展の一翼を担えるよう努力していきたい」と抱負を述べました。

同社一関工場は本年3月から工場を建設し、操業は25年1月を予定。
当初は10人程度で操業するが、3年後には地元採用を含め30人規模の体制にする計画です。
自動車産業の集積が進む当地方で今回の立地は、市の産業振興などに弾みがつくと期待されます。

調印後、握手を交わす勝部市長と野添社長(左)
調印後、握手を交わす勝部市長と野添社長(左)

いちのせきの広報誌「I-Style」 平成24年2月15日号