災害で住まいが被害を受けた時に最初にすること

災害で住まいが被害を受けたときは、あまりのショックに、何から手を付けたらいいか分からなくなるかもしれません。被災者の方々が一日も早く日常の生活を取り戻せるように、行政も様々な支援に動き出します。それらの支援も受けながら、一歩ずつ再建を進めていきましょう。その支援を受けるためにも、被災状況を写真で撮り、保存しておくようお願いします。なお、写真撮影の際は周りに注意し、身の安全を確保して可能な範囲で撮影してください。

 

 家屋の被害状況を写真で記録しましょう

写真は被災した事実を証明する重要な資料になります。片付けや修理の前に、カメラやスマホで忘れずに撮影し保存しておきましょう。市から罹災証明書等を取得して支援を受ける際や損害保険金を請求する際などに役立ちます。

 

 撮影のポイント

主なポイントは以下の2つです。

・家屋の中と外を撮影する。

・被害のある箇所を可能な限り全て撮影する。

 家の外の写真の撮影についてのポイント

・なるべく4方向から全景がわかるように撮影する。

・浸水した場合は浸水の深さがわかるようにメジャーなどで全体を写した遠景と、目盛が読み取れる近景を撮影する。

家の中の写真についてのポイント

・被害を受けた部屋ごとの全景の写真と、被害箇所の「寄り」の写真を撮影しましょう。

 

水害時の写真についてのポイント

床上浸水…居宅等のフローリングの床面を基準にして浸水の深さを撮影

床下浸水…床下や基礎の内部が浸水したことが分かるものを撮影

 

参考資料

住まいが被害を受けたときに最初にすること内閣府作成チラシ [93KB pdfファイル]