【開催報告】令和6年度一関市多文化共生事業「知ろう・学ぼう!いろいろな国の文化・生活」を開催しました
市では、11月10日(日)、令和6年度一関市多文化共生事業「知ろう・学ぼう!いろいろな国の文化・生活」を開催しました。
当日は、第1部として、令和6年度(第31回)一関市中学生海外派遣事業で、国際姉妹都市であるオーストラリア・セントラルハイランズ市を訪問した市内の中学生による報告会を、第2部として、市内在住のベトナム・韓国・中国出身者による自国の文化や生活の紹介を実施しました。
内容
第1部 令和6年度一関市中学生海外派遣事業報告会
令和6年8月に国際姉妹都市であるオーストラリア・セントラルハイランズ市を訪問した市内の中学生が、派遣事業の報告を行いました。
自分たちが現地の生活を通じて感じたこと、帰国後に考えたことなどをしっかりと発表することができました。
第2部 知ろう・学ぼう!いろいろな国の文化・生活
市内在住のベトナム・韓国・中国出身の方による自国の文化や生活の紹介を実施しました。
当日は主に「気候・風土」「食べ物」「教育制度」について紹介。
上記3か国のお菓子や飲み物を楽しみながら、参加された方々は真剣に内容に耳を傾けていました。
参加者からの質問に対する回答について
当日は時間の関係で第2部の質問の時間を取ることができなかったため、参加者アンケートに記載された質問に対する回答を次のとおりご紹介します。
Q1) 何歳からどのように日本語を勉強しましたか?
A1)
ベトナム:22歳から勉強をはじめて、最初は辞書から単語を調べて覚えました。その後、テレビで聴解練習、新聞では読解練習、インターネットで、より深い情報で翻訳練習等をしました。
中国:日本に来て日本語を習い始めました。中国の大学であいうえお位を習いました。専門用語であれば 本、論文など読むことは大事と思いますが、普段の生活用語 などはテレビ ラジオ インターネットなどで勉強しました。普通の生活用語などやっぱり日本人と会話する事が一番大事だと思います。
韓国:私は1998年に来日しましたが、その2年前から本格的に日本語の勉強を始めました。1年目は韓国のラジオ教育放送の日本語講座を1年間、2年目は近所の大学の日本語授業を聴講しました。来日してからは専攻の勉強に追われ、語学としての日本語勉強はなかなかできず、同じ研究室の学生たちとの日々の会話や、授業・研究会のための読書、討論、テレビ番組の視聴が主な勉強の形になりました。来日の時もある程度は読み書きができましたが、聴き取りや会話には時間がかかり、来日して2年くらい経ってようやく基本的な会話ができるようになりました。
韓国:私は1998年に来日しましたが、その2年前から本格的に日本語の勉強を始めました。1年目は韓国のラジオ教育放送の日本語講座を1年間、2年目は近所の大学の日本語授業を聴講しました。来日してからは専攻の勉強に追われ、語学としての日本語勉強はなかなかできず、同じ研究室の学生たちとの日々の会話や、授業・研究会のための読書、討論、テレビ番組の視聴が主な勉強の形になりました。来日の時もある程度は読み書きができましたが、聴き取りや会話には時間がかかり、来日して2年くらい経ってようやく基本的な会話ができるようになりました。
Q2) ベトナムでは学校で昼寝の時間があると紹介がありました。どこで寝るのですか?
A2) 昼寝は小学校までです。約1時間、昼寝時間を取る方が多く、教室で寝たり、一度自宅に帰る生徒もいます。ただし、最近は、昼寝を取らない学校もあります。
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