市は、一般廃棄物減量基本計画に基づき、市内から発生するごみの減量化と3R促進の取り組みを進めています。

3Rの促進と市の主な取り組み

 循環型社会の形成に向けて基本となるのは、3Rです。3Rとは「Reduce(リデュース)」「Reuse(リユース)」「Recycle(リサイクル)」の3つのRの総称です。

 一人ひとり3Rを心がけた暮らしをすることで、資源を無駄にせず、ごみを減らすことにつながります。また、市でも様々な3Rの取り組みを行っています

 ➡ごみの減量化に努めましょう [476KB pdfファイル] 

 ➡県内の市町村ごみ排出量

 

~Reduse(リデュース)~

「減らす」という意味です。つまり、ごみを減らす取り組みを指します。

 例えば、使い捨てにしてしまいがちなレジ袋を減らすため、マイバックを携帯することやペットボトルをはじめとした使い捨てプラスチックの代わりに、マイボトルなどの繰り返し使えるものを使うことでごみの削減につながります。また、利用頻度の少ないものは、レンタルやシェアリングシステムを利用することも効果的です。

 他にも、食べ物を残さず食べきり食品ロスを出さないことで、無駄なごみを減らすことができます。

 ➡残さず食べよう!30・10運動(食品ロス削減の取り組み)

 資源の有効利用とごみ減量のため、市内から発生する有価物を集団で回収した自治会町内会、公衆衛生組合、老人クラブ、PTA、子ども会、スポーツ少年団体等の任意に対し報償金を交付しています。

 ➡有価物集団回収事業報償金制度

 

~Reuse(リユース)~

「もう一度使う」という意味です。ものをすぐに捨ててしまうとごみが増えてしまうので、繰り返し使うことが大切です。 

 例えば、着なくなった服や、使わなくなった家具を他の方へ譲ることや詰め替え商品を利用するなど繰り返し使うことが大切で、ごみの量を減らすことや環境保全にもつながります。

 ごみ減量化の取り組みとして、リサイクルショップ(家庭から出る中古品の買取及び販売を行う店舗)の利用を促進しています。リサイクルショップを利用することは、ものを繰り返し使うReuse(リユース:再利用)の取り組みに繋がります。

 ➡市内のリサイクルショップを紹介します

 また、市内のリユース活動をさらに促進するため、株式会社ジモティーと「リユース活動の促進に向けた連携と協力に関する協定」を締結しています。ごみとして処分せずリユースの一つの手段として、地元の掲示板「ジモティー」を活用してください。

 ➡地元の掲示板「ジモティー」を活用してリユースを検討してみませんか

 

~Recycle(リサイクル)~

「再生利用する」という意味です。使い終わったものを資源として再び利用することを指します。

 どうしても出てしまうごみは、品目別にしっかり分別することで資源として再生利用することができます。分別のしかたや収集日などについては、お住いの地域の「ごみの方・出し方」、「家庭ごみ収集カレンダー」をご確認ください。また、分別方法をスマートフォンやタブレットで手軽に確認できるアプリもありますので、ご活用ください。

 ➡「一関・平泉ごみ分別アプリ」の配信について

 また、市内のスーパーマーケットなどでは、店頭や敷地内に回収箱を設置し、ペットボトルや缶、紙パック、食品トレイ、インクカートリッジ、充電池など資源物の店頭収に取り組んでいます。回収された資源物は再資源化されるなど、リサイクルが進められますので、資源回収のご利用とご協力をお願いします。

 ➡市内のスーパーなどで資源物の店頭回収をしています