コンテナ回収実証事業について
コンテナ回収実証事業
一関地区広域行政組合が実施するこの事業は、一関市、平泉町及び衛生関係団体と連携して、「指定ごみ袋を使用しない資源ごみの収集方法」を検討するため、コンテナ等による資源ごみの回収を集積所などで試行的に実施し、具体化に向けた課題の特定や効果の検証を行います。
事業の目的
コンテナ回収事業は、集積所等に設置したコンテナやネットに入れて資源ごみを回収することで、指定ごみ袋の消費を減らし、個々の負担の軽減を図る目的があります。
コンテナ回収の実施にあたっては、設置コスト、保管設置スペース、出し方及び回収方法などの課題が見込まれます。
この実証事業を通して得られた実証結果を、将来的な収集方法の検討材料として活用していきます。
事業の実施方法
一関市・平泉町内のごみ集積所で令和6年10月から12月までの3ヶ月間、コンテナやネットによる資源ごみの回収を実施します。
広報やホームページによる公募と、関係団体の推薦により協力していただくごみ集積所を募り、公共施設での拠点回収も含め全体で10ヶ所程度を選定します。
対象となるごみ集積所ではコンテナやネットを設置し、既存のごみ収集のカレンダーにあわせて次の資源ごみを収集します。
【分別の仕方】 資源ごみの分け方はこれまでの出し方分け方テキストの分別のとおり
(水ですすぐなどして、汚れがないもの)
【コンテナもしくはネットによる回収する品目】
資源ごみのうち「缶」・「びん」・「ペットボトル」・「プラスチック製容器包装」
〇「缶」:ジュース、酒、食品などの缶
・一関清掃センター管内は、スプレー缶は「缶」で出す。
・大東清掃センター管内は、スプレー缶は「燃やせないごみ」で出す。
〇「びん」:飲料水、食品、酒類、ドリンク、化粧品などのびん
〇「ペットボトル」:飲料水、酒類、調味料などのペットボトル
・容器本体のみ。キャップ、ラベルは「プラスチック製容器包装」に出す。
〇「プラスチック製容器包装」:プラマークのあるプラスチックなどの容器や包装
・一関清掃センター管内は、「容器包装」と「発泡スチロール・白色トレイ」
に分けて出す。
・大東清掃センター管内は、「容器包装・発泡スチロール」と「白色トレイ」
に分けて出す。
【回収する日】 令和6年度ごみ収集カレンダーのとおり
【ごみの出し方】 回収日の午前8時30分までに、品目ごとに設置されたコンテナやネットに、分別して資源ごみを入れる。
(資源ごみを出すときに指定ごみ袋を使用しないで出す。)
コンテナ回収実証事業対象外の燃やすごみ・燃やせないごみ・紙資源・蛍光管については、これまでどおりの出し方で収集します。
コンテナ回収実証事業期間中は、回収対象品目に対する違反ごみステッカーの運用を休止し、原則としてすべて回収します。
ただし、著しく分別されない状態が続く場合は、当該集積所での実証を期間前に終了する場合があります。
事業のスケジュール
6月 事業参加集積所を公募及び関係団体からの参加集積所の推薦受付を開始。
7月 公募・推薦の受付締切。事業実施集積所の選定。
8月 事業実施集積所の決定・通知。ごみ集積所の資源ごみの排出状況の調査。
9月 事業実施集積所への現地説明会実施。回収用コンテナ・ネット、案内掲示の設置。
10月 資源ごみコンテナ回収の開始。回収状況の実績把握。
11月 資源ごみコンテナ回収の実施。回収状況の実績把握。
12月 資源ごみコンテナ回収の終了。回収状況の実績把握。設置器具の回収・撤去。
1月 実施集積所参加者へのアンケート実施。実績、課題・改善点の取りまとめ。
コンテナ回収実証事業の参加集積所の応募について
【公募による応募】
集積所の代表者により申請いただきます。
(あらかじめ集積所利用者の同意を確認して申請してください。)
参加申請書は、こちら
一関・大東清掃センター、一関市本庁生活環境課・各支所市民福祉課、平泉町町民福祉課の窓口でも受け取れます。
【推薦による応募】
関係団体より参加する集積所の推薦をいただきます。
推薦いただいた集積所の代表の方に組合から確認書を送付します。
(集積所利用者の同意を確認してください。)
【応募・推薦申請先】
一関・大東清掃センター、一関市本庁生活環境課・各支所市民福祉課、平泉町町民福祉課の窓口
(郵送でも受付いたします。)
【応募・推薦受付期間】
令和6年6月10日(月)から令和6年7月10日(水)まで
【選定結果について】
事業参加集積所の選定結果については、8月上旬に書面にて結果通知いたします。