在宅医療廃棄物の出し方について

在宅医療の普及により、家庭から出される在宅医療廃棄物も多くなっています。これらの在宅医療廃棄物を誤った方法で廃棄すると、感染症などの危険が生じる可能性がありますので、次のルールを守って出してくださるようようお願いいたします。
「在宅医療廃棄物」とは、次のようなものをいいます。

• 医師・看護師等（以下、「医師等」という。）が、訪問して行う訪問診療または訪問看護等により発生した医療廃棄物
• 医師等の訪問を伴わず、医師の指導管理に基づき患者等が、自ら医療行為を行う在宅医療により発生した医療廃棄物

在宅医療廃棄物の出し方

インスリン自己注射などで使用された注射針は、感染の可能性があるため、収集できません。また、清掃センターでも受け入れできません。
使い捨てのペン型インスリン注射器や点滴バックなどの在宅医療廃棄物を間違った方法で廃棄すると、ごみを分別する作業員などが感染などのリスクに見舞われる可能性があります。

1. 注射針やペン型自己注射針などは、病院や薬局に返してください。
   または、一般社団法人岩手県薬剤師会が実施している使用済み注射針回収事業に参加している薬局に依頼してください。
   
   一関市内、平泉町内で使用済み注射針回収事業に参加している薬局は、次のとおりです。

   薬局名	郵便番号	住所	電話番号
   1	かたくり薬局	021-0006	一関市上坊6-36	0191-31-1771
   2	共創未来一関薬局	021-0882	一関市上大槻街4-46	0191-31-8488
   3	共創未来東山薬局	029-0303	一関市東山町松川字卯入道138-3	0191-35-2310
   4	萩の森調剤薬局	029-0803	一関市千厩町千厩字上駒場1-10	0191-51-3060
   5	やまぶき薬局	029-0131	一関市狐禅寺字大平125-13	0191-31-1772
   6	れもん薬局	021-0053	一関市山目字中野59-1	0191-33-1510
   7	あすか薬局	029-4102	平泉町平泉字志羅山7-10	0191-34-1150

   使用済み注射針回収事業の詳細は、岩手県薬剤師会ホームページよりご確認ください。
   →岩手県薬剤師会ホームページ　使用済み注射針回収事業（外部リンク）
   →

   岩手県薬剤師会　使用済み注射針回収事業　参加薬局一覧（PDF）（pdf）

2. プラマークが付いていても針無し注射器、点滴バックは「燃やすごみ」として出してください。
3. びん、缶は「燃やせないごみ」に出してください。

種類	具体例	出し方
医療用注射針・点滴針	ペン型自己注射針 注射針、針の付いた注射器 点滴針	医療用注射針等は、ふた付の耐貫通性の容器に入れて、支給された病院、診療所、薬局へ返却して下さい。
ビニールバッグ類	輸液・蓄尿・CAPD・栄養剤バッグなど CAPDバッグ	指定のごみ袋に入れて「燃やすごみ」の日に集積所に出して下さい。 ※点滴バッグ内に残っている液を捨て、空にしてから出して下さい。
チューブ類・カテーテル類	輸液ライン（針部以外）・ カテーテル類	指定のごみ袋に入れて「燃やすごみ」の日に集積所に出して下さい。 ※大東清掃センター管内〔一関市（大東地域・千厩地域・東山地域・室根地域・川崎地域・藤沢地域）〕は、処理施設の都合上50cm以内に切って出して下さい。なお、チューブ類を切る際は、感染防止のため、ゴム手袋を使用して下さい。
脱脂綿・ガーゼ・紙おむつ	脱脂綿やガーゼ 紙おむつ	指定のごみ袋に入れて「燃やすごみ」の日に集積所に出して下さい。 ※使用済み紙おむつは、汚物を取り除いてから出して下さい。
針なし注射器	使い捨てペン型 インスリン注入器 栄養剤注入器 （針は付属しない）	指定のごみ袋に入れて「燃やすごみ」の日に集積所に出して下さい。
空きびん・空き缶	錠剤や飲み薬の入った びん・缶	指定のごみ袋に入れて「燃やせないごみ」の日に集積所に出して下さい。 ※飲み薬の入ったびん・缶に残っている液を捨て、空にしてから出して下さい。

注意点

• 「ビニールバッグ類」、「チューブ類・カテーテル類」、「脱脂綿・ガーゼ・紙おむつ」及び「針なし注射器」は、在宅医療廃棄物以外の「燃やすごみ」と合わせて出してもさしつかえありません。
• 「空きびん・空き缶」は、在宅医療廃棄物以外の「燃やせないごみ」と合わせて出してもさしつかえありません。

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