中学校英語暗唱大会

第2回一関地方中学校英語暗唱大会は9月4日、川崎公民館で行われました。
中学生の英会話能力や表現力の向上を目的とする大会には、両磐地区の中学校20校から、教科書などの文章による暗唱の部に34人、自作によるスピーチの部に14人が出場。出場者は、練習を重ねた英文を、時に身ぶりを交えながら、美しい発音で表情豊かに発表しました。
審査は発音や暗記の正確性、表現力、さらにスピーチの部では内容を加えた項目で行われ、上位入賞者が次のとおり選ばれました。(丸数字は順位。敬称略)
◎暗唱1・2年の部…(1)小野寺若葉(川崎2年)(2)八重柏わか(一関同)(3)小野友美(桜町同)(4)松田美穂(山目同)(5)村上純夏(藤沢同)(6)伊澤夏美(中里同)
◎暗唱3年の部…(1)小松知佳(山目)(2)千葉夏美(平泉)(3)伊藤綾野(中里)(4)深谷智子(桜町)(5)菊地楓香(萩荘)(6)菅原唯(舞川)
◎自作の部…(1)蓬田沙綾子(山目3年)(2)今野彩佳(桜町同)(3)川田真也(萩荘2年)(4)佐藤安那(東山3年)(5)佐々木優希(平泉同)(6)佐々木啓祐(本寺同)

「わたしの主張」地区大会

「わたしの主張」大会は、一関東地区大会が9月2日に千厩中、一関地区大会が9日に厳美中でそれぞれ行われ、両磐地区各中学校の代表が家族、学校生活、地域社会など身近なテーマで感じたことを、表情豊かに訴えかけました。
一関東地区大会最優秀賞の及川光代さん一関東地区大会には、大東・千厩・東山・室根・川崎地域と藤沢町の9校の代表9人が出場。審査の結果、最優秀賞には「向き合うことから始めよう」と題し弁論を行った及川光代さん(興田3年)が輝きました。
及川さんは、幼いころに心の傷を受け長年病気と闘い続ける母親が、それでも家族のため一生懸命家事をこなし、さらには「人の役に立ちたい」とホームヘルパーの資格取得を果たしたことを披露。そうした母親と向き合うことを避けてきた自分の心の狭さに気付き、「嫌なことから逃げずに、たくさんの人の長所を見つめ、真っすぐに向き合える人間になりたい」と語りました。

一関地区大会最優秀賞の阿部陸君一関地区大会には、一関・花泉地域と平泉町の11校の代表12人が出場。審査の結果、最優秀賞には「誇りをもって」と題し弁論を行った阿部陸君(中里3年)が輝きました。
阿部君は、し尿処理に従事する父親の職場を自ら体験。父親が細やかな気配りの下に自信と誇りに満ちて働き、たくさんの人たちから感謝の言葉を受ける姿を見て、「父の仕事に偏見を持っていたのは自分自身と気付いた」と語り、「どんな仕事でも、誇りを持ち、心を込めて働くことで自分を輝かせることができる。自分も将来、家族を支えて働き、その仕事になくてはならない存在となりたい」と締めくくりました。
最優秀賞を受賞した二人は9月24日、紫波町で行われた県大会に地区代表として出場しました。
そのほかの受賞者は次のとおりです。(敬称略。出演順。学年はすべて3年)
◎一関東地区大会▽優秀賞…山口れな(藤沢)▽優良賞…菅原彩加(川崎)
◎一関地区大会▽優秀賞…細川明佳(山目)、佐藤夏実(舞川)▽優良賞…内田華奈(本寺)、吉廣翔太(桜町)

児童生徒独唱大会

伸びやかな歌声を披露した出演者2008年度一関地方児童生徒独唱大会は9月19日、一関文化センター中ホールを会場に行われました。
大会には両磐地区から、小学校の部に27校49人、中学校の部に20校40人が出演。小学生は「うみ」や「おぼろ月夜」「歌のにじ」、中学生は「帰れソレントへ」や「夢路より」「荒城の月」など、それぞれ練習を重ねてきた曲を、ピアノ伴奏に合わせて堂々と披露。若々しく美しい歌声がホールに響き渡り、客席を埋めた保護者らから盛んな拍手が送られました。
審査の結果、小学校の部では「やあ!」を歌った平石優志君(赤荻5年)、中学校の部では「カロ・ミオ・ベン」を歌った星奏子さん(大東3年)がそれぞれ最優秀賞に輝いたほか、全員に▽優秀▽優良▽努力―のいずれかの賞が贈られました。

走り幅跳びで東北大会優勝

東北優勝を報告し、浅井市長から祝福を受けた鈴木美菜子さん(左)鈴木美菜子さん(川崎中2年)は、8月9日に山形県天童市で行われた20年度東北中学校体育大会の陸上競技女子共通走り幅跳びで5メートル42(追い風参考)を記録し、見事優勝を果たしました。
9月1日、関係者とともに市役所で浅井市長に優勝を報告。鈴木さんは「自己ベストで優勝できてうれしい。来年はジュニアオリンピックと全国中総体に出場し、上位入賞を目指したい」と語り、浅井市長の祝福を受けました。

 


(広報いちのせき平成20年10月1日号)