スポーツで地域とふれあい

つり下げられたお菓子を手や口で取ってゴールを目指した「お味はいかが?」赤、白、青の3チームに分かれかごに玉を投げ入れた「玉入れ」

一関地方ふれあいスポーツ大会は6月26日、一関市総合体育館で催され、市内をはじめ両磐地域の障がい者と関係者ら30団体約640人が、スポーツで汗を流し交流を深めました。
 実行委員会の小野仁志会長は「小さな大会ですがオリンピックのように長く続く大会になってほしい。今日は楽しく一日を過ごしていただきたい」とあいさつ。一関ワークキャンパスの稲沢雄二さん、内藤辰子さんが「力いっぱい正々堂々と競技します」と選手を代表して宣誓しました。
競技は徒競走でスタート。それぞれのペースでゴールを目指す姿に、盛んな拍手が送られていました。入賞した選手たちには1位は黄、2位はピンク、3位は青のリボンが胸に付けられ、誇らしげな表情を見せていました。つり下げられたパンやスナックなどのお菓子を手や口で取ってゴールを目指す「お味はいかが?」では、お菓子を取るのに苦労しながらも、和やかな雰囲気で競技が進んでいました。

自慢のキューさばきを披露

真剣な表情でゲームに打ち込む選手たち

一関市長杯シルバービリヤード大会(大東ビリヤード同好会主催、熊谷繁美会長)は6月17日、大東老人福祉センターで催されました。
市内をはじめ花巻市や遠野市、奥州市など県内各地から15チーム、約90人が参加しナインボールで競い合いました。真剣な表情の選手が突いた手玉が的玉に当たり、狙い通りポケットに落ちると、周囲から歓声が起こっていました。熊谷会長は「ビリヤードは高齢者にも無理なく続けられるスポーツ。ぜひみんなにも勧めたい」と話していました。

地域の元気を高校生が発信

炊き出しで作ったご飯と豚汁が来場者に人気でした

「高校生発がんばっぺ!いちのせき」は6月21日、イオンスーパーセンター駐車場で催されました。
市の地域おこし事業を活用し、大東高校の生徒が中心となって企画・運営に当たったこのイベント。うす焼き、くわ茶、足湯などの出店が立ち並び、高校生らは「いらっしゃいませ」と元気いっぱいに接客しました。来場者には炊き出しの実演で作ったご飯と豚汁がふるまわれ、長蛇の列ができていました。実行委員長の岩渕啓君(大東高3年)は、「今回のイベントが地域おこしにつながれば」と話していました。

(広報いちのせき 平成21年7月15日号)