災害時応援協定

ライフライン応急復旧活動協定を締結

協定書に調印後、固い握手を交わす浅井市長(左)と小野寺理事長

市は6月25日、一関市水道工事業協同組合(小野寺一彦理事長、会員13社)と自然災害時などに飲料水を確保し、市民生活の安定と速やかな復旧活動を進めるため、市の水道施設の応急措置などについて、ボランティアで応援協力を行う協定を締結しました。
協定書に調印後、浅井市長は「昨年の岩手・宮城内陸地震の際は、組合の皆さんに懸命の復旧作業をしていただき感謝している。災害時に対応するためさまざまな協定を締結しているが、この協定はライフラインの確保ということで大変心強い。安全安心のまちづくりに大いに役立つものと期待している」とあいさつ。小野寺理事長は「協定を締結し緊張感を覚える。限られたことしかできないが、力を合わせて精進したい」と語りました。
協定では、地震、風水害などの自然災害や大規模な事故が市内で発生したり、発生する恐れがある場合に、▽応急復旧工事▽応急給水▽応急復旧用資機材の提供▽漏水調査▽市が特に要請する事項―の5項目について、協力業務を行うこととしています。
昨年の岩手・宮城内陸地震では、水道配水管などの破損が、槻ノ木平、祭畤、瑞山地区で延べ982メートル、下水道および農業集落排水の汚水管の破損が約200メートルに及んだことから、災害発生時のライフラインの早期復旧体制の確保が課題となっていました。

問い合わせ先
本庁水道部給水課 電話0191-21-8566

国民安全の日功労者表彰

清田交通安全母の会が総理大臣賞の栄誉

浅井市長(前列中央)に受賞を報告した関係者。佐々木会長(前列右)、千葉幸子副会長(前列左)、千葉耕一清田親交会副会長(後列左)、菅原温士岩手県交通安全協会長写真資料:毎年5月の連休に行う街頭啓発

千厩町の清田交通安全母の会(佐々木恵美会長、会員243人)は7月1日、「国民安全の日」にちなんだ安全功労者として、内閣総理大臣から表彰を受けました。総理大臣官邸で表彰式が行われ、佐々木会長は受賞者を代表して麻生総理に謝辞を述べました。
同会は、昭和42年の結成以来、地域と連携しながら積極的、広域的に交通安全活動を実施。幼児への交通安全教室の開催など、交通事故防止や交通安全思想の普及高揚に多大な貢献をした功績が認められました。
佐々木会長ら関係者は7月3日、浅井市長に受賞を報告。佐々木会長は「今後も皆さんの協力をいただきながら地域全体の活動として続けていきたい」と喜びを語り、浅井市長は「地道な活動が認められた素晴らしい栄誉」と祝福しました。

(広報いちのせき 平成21年7月15日号)