歴史絵巻

命運かけた軍議を再現

第9回唐梅館絵巻は10月18日、東山町の唐梅館総合公園などを会場に行なわれ、華やかな歴史絵巻が繰り広げられました。
ことしの総大将・千葉広胤公役は、俳優の的場浩司さん。先代東関親方渡辺大五郎さん(元関脇高見山)も友情出演し、総勢333人の武将たちが長坂商店街から唐梅館総合公園までを練り歩きました。
軍議は、千葉一族が天正18(1590)年、豊臣秀吉から小田原参陣の要請を受け、秀吉の命に従うか否かを決した場面を再現。的場浩司さんが勇ましく「対決」の口上を読み上げると、会場の熱気は最高潮に達しました。
また、げいび藤美連など3団体によるよさこい演舞、ゲイビマンショー、総祝い千人踊り、ふるさと磐井ワイわいクイズなどが祭りを盛り上げ、県内外から訪れた約1万1千人の観衆を魅了しました。

一関温泉郷

錦秋に包まれたいで湯

好天の下、紅葉を楽しむハイカー美しく彩られた山々に囲まれた須川高原温泉

10月中旬、温泉付近の紅葉が見ごろを迎えたとの知らせを聞き、栗駒山を訪れました。
真湯から西側の国道342号線は通行止めのため、秋田を回る片道3時間弱のドライブとなりましたが、標高が上がるにつれて美しさを増す眺めに、運転の疲れも癒されます。
澄み切った青空の下に広がる赤や黄色に染め上げられた山々。時折、さわやかな秋の風が吹く中、ハイカーや家族連れ、観光客らが、思い思いに美しい秋の景色を楽しんでいました。
岩手・宮城内陸地震で大きな被害を受けたため、本年5月から急ピッチで進められていた須川高原温泉大浴場の建て替え工事も終了し、オープンを待ちわびたたくさんのお客さんでにぎわっていました。

(広報いちのせき 平成21年11月15日号)