栄誉に輝いた皆さんを紹介します

あしたのまち・くらしづくり活動賞、優良公民館表彰

前列右から高橋小梨公民館長、勝部市長、小山眞・小梨公民館運営審議会委員長、後列右から千葉喜美雄・千厩町第13区自治会長、勝部欣一・下内野自治会長

あしたのまち・くらしづくり活動賞((財)あしたの日本を創る協会主催)振興奨励賞に輝いた下内野自治会、千厩町第13区自治会と文部科学大臣優良公民館表彰を受けた小梨公民館関係者ら5人が11月24日、市役所本庁に勝部市長を訪ね、受賞を報告しました。
勝部欣一・下内野自治会長と千葉喜美雄・千厩町第13区自治会長は「今回で3回目の全国表彰。地域の夢はまだまだあるので、今後も支援をお願いしたい」「多くの自治会員の努力の成果。今後は花の駅実現に向けて頑張りたい」と抱負を述べ、勝部市長から祝福を受けました。

下内野自治会

大東町の砂鉄川源流部に位置し、平成元年自治会結成。6年から日本大学との交流事業「石磨き大会」を行い、環境保全に努めています。9年に地域の将来像を示した「下内野4WD計画」を策定し、中国遼寧省桓仁県桓仁鎮との国際交流、日本大学への田舎教授派遣事業などを行っています。

千厩町第13区自治会

千厩町の国道284号沿いで花壇作りを続ける同自治会。昭和45年の岩手国体を契機に交通安全母の会が中心となって始まり、平成7年からは自治会が実施。毎年地区の子どもたちの姿を花で描いた花壇は多くの人が訪れる名所となっています。

小梨公民館

地区全体で行っている青少年の健全育成が高い評価。世田谷区太子堂地区との交流「PALPAL交流」は昭和60年から継続。中高生で構成する「ジュニアリーダークラブ」は地区の行事に積極的に参加し、広い視野を持った青少年が育っています。

ロボコン、優良プログラミング

左から原田君、佐藤(貴)君、佐藤(健)君、勝部市長、高橋君、奥田君、菊池君

全国大会で入賞を果たした一関高専の学生らが12月2日、市役所本庁を訪れ、受賞を報告。勝部市長は「さまざまな体験を通して得た自信を進路に生かしてほしい」と激励しました。
佐藤健祐君(5年)、佐藤貴則君(同)、原田大樹君(同)のチーム「若さま」は高専ロボコン全国大会でベスト8に進出し、デザイン賞を受賞。競技は牛若丸をイメージした「若さま」が2足歩行しダンスパフォーマンスを繰り広げるもの。リーダーで操縦を担当した健祐君は「やれるだけのことはやったので悔いはない」と振り返っていました。
奥田遼介君(5年)、高橋大樹君(4年)、菊池敬済君(1年)は全国高専プログラミングコンテストで2位に当たる優秀賞に輝きました。過去の入賞の中では最高の順位に、奥田君は「プログラミングの基本を繰り返し練習した成果。後輩にはぜひ優勝してほしい」と期待を語りました。

発明くふう展

千葉星空君(中央)、菅原知紘君(右)

電池で動くハタキ「くるくるパタパタ」を考案した千葉星空君(山目小3年)と「取手付き差しこみ」コンセントを考案した菅原知紘君(猿沢小4年)は岩手県発明くふう展の学生、生徒、児童の部で優良賞を受賞。11月20日、藤堂教育長に報告しました。
二人は「科学が面白そうだったので始めた」(千葉君)「友達の作品を見て自分も発明してみたいと思った」(菅原君)と活動のきっかけを語りました。

豊かなむらづくり全国表彰

喜びの表情を見せる三浦幹夫・第12区自治会長(中央)と小野寺寛・同自治会水車村村長(左)

気仙沼市の漁業者と連携した広葉樹の植樹活動などを行っている室根町の第12区自治会は豊かなむらづくり全国表彰で農林水産大臣賞を受賞。11月26日、関係者が市役所本庁を訪れました。
三浦幹夫会長は「地域をどうしたらいいか考え、行動を起こすのが原点。さらに頑張りたい」と述べ、勝部市長は「全国的にも知名度が高い素晴らしい取り組み。他の地域にもよい影響を及ぼしている」と称賛しました。
矢越山に抱かれた同自治会。「森は海の恋人」植樹祭を漁業者とともに取り組んでいるほか、水車小屋の復元、「こっとんこ市」などを行っています。

全国青年大会民俗芸能の部

阿部繁行会長(後列右)ら関係者と勝部市長(前列中央)

牧澤神楽保存会は11月14日、東京都で行われた全国青年大会民俗芸能の部に県代表として出場。2位に相当する優秀賞を受賞しました。
阿部繁行会長ら関係者5人が市役所本庁を訪問し、「入賞者に与えられる明治神宮への奉納も行い思い出になった。さらに上を目指したい」と報告。勝部市長は「伝統を守るのは大変なこと。目標を持って取り組み続けるのは素晴らしい」とねぎらいました。
明治から続いていたもののいったん途絶え、若いメンバーを中心に平成14年、復活させた牧澤神楽。受賞は17年の最優秀賞に続き2回目です。

(広報いちのせき 平成21年12月15日号)