DIOジャパンが山目に市内初のコールセンター設置(25.May 2012)

DIOジャパンが山目に市内初のコールセンター設置

(株)DIOジャパン(本社愛媛県松山市、小島のり子社長)と市は5月25日、市役所で共同記者会見を開き、市内山目のササキビル2階にコールセンターを設立すると発表しました。

会見には同社役員と市の幹部職員ら12 人が出席。
勝部修市長は「当市への立地を歓迎します。雇用創出はもちろん、地域の人材レベルの向上にもつながると思う」とあいさつ。
小島社長は「若者や女性の雇用に貢献できると思う。岩手の人は、真面目な人が多くイメージが良い」と抱負を述べました。

同社のコールセンター開設は、盛岡市、洋野町、奥州市に続き県内4カ所目。
ITを駆使した地場産業の振興などを事業目標に掲げています。
東日本大震災で失職した人を中心に約100人の新規雇用を予定しており、スタッフ(オペレータ)の募集を開始しています。
現在、ササキビルのフロア改修、スタッフの研修などを進めており、来年度から本格業務をスタートする。

被災者に宮城のテレビ放送提供し、東北総合通信局長表彰(23.May 2012)

被災者に宮城のテレビ放送提供し、東北総合通信局長表彰

市はこのほど、情報通信の発展に貢献した功績で「東北総合通信局長表彰」を受賞しました。
東日本大震災の被災者支援の一環として、市内の仮設住宅などで避難生活を送る宮城県の被災者に、同県のテレビ放送が視聴できるようにしたもので、災害時の情報通信設備の活用が高い評価を受けました。

千厩・室根両町の仮設住宅と藤沢町の雇用促進住宅には多くの被災者が入居しています。
勝部修市長は、仮設住宅や雇用促進住宅を訪問した際に、「宮城県のテレビ放送を見たい」との要望を受けていました。

そこで市は、千厩中継局(三島山)にデジタル波受信用アンテナを整備。
宮城県内の各放送事業者から再送信の同意を得て、地域イントラネット基盤整備事業で敷設した光ファイバー回線を使って千厩・室根の両町仮設住宅(昨年11月)と藤沢町の雇用促進住宅(今年3月)に受信電波の送信を開始。
3つの住宅に暮らす避難者は、宮城県のローカル番組が視聴できるようになりました。

表彰式は6月1日、仙台市の江陽グランドホテルで行われ、武井俊幸東北総合通信長から勝部市長に表彰状が手渡されました。
勝部市長は「私たちにできることを常に考え、支援してきた。職員には身内が被災したと思って行動するよう話している。取り組みが評価されてうれしい」と話していました。

モニターからリニューアル後の広報誌に厳しい意見(23.May 2012)

モニターからリニューアル後の広報誌に厳しい意見

「24 年度第1回広報モニター会議」は5月23日、市役所で開かれ、市から委嘱されたモニターが広報いちのせき「I-Style」と「市ホームページ」について意見を述べました。

午前10 時から行われた会議には、モニター6人と市政情報課職員5人が出席。
このうち、今年1月に全面リニューアルした広報いちのせき「I-Styl e」については▼以前と比べ、読みやすくなった▼写真が増え、きれいで見やすい▼内容が充実。全体構成やバランス感覚も良い-など評価する意見が寄せられました。

一方で▼タイトルは日本語で表記すべき▼表紙に一貫性がない▼料理コーナーがなくなり残念▼「撮っておきいちのせき」の撮影データは不要▼職員は広報の使命を理解していない-などの厳しい意見も出されました。

市は今後も、寄せられた意見を参考にしながら、市民の役に立つ広報誌、読者に必要とされる広報誌を目指します。

広報いちのせき「I-style」7月1日号