日本のふるさとに咲くユリの王様

ヤマユリ 
撮影データ:キャノンEOS7D EF-S17-55 F2.8 F6.3 1/80秒 スポット測光 ISO200 PhotoshopCS5.1

今年は、平年より2日遅い7月26日に梅雨明けが発表されました。
真夏日の7月31日、大東町・京津畑集落を訪れました。
市の中心部から約40キロ。
市の北端に位置し、53世帯150人が暮らす山間の集落です。
県道江刺室根線(10号)を北上し、細い道を抜けると集落の入り口。
東側の高台に広がる美しいヤマユリの群生が目に飛び込んできます。 
 
ヤマユリの見頃は7月下旬から8月上旬。
わずか1週間ほどです。
直径20センチを超える大きな花は優美さと品格があり「ユリの王様」と称えられています。
白い花びら、黄色い筋に紅色の斑点という華やかな色彩と山野に漂う甘い香りが多くの人を魅了します。
 
「京津畑まつり食の文化祭」など、住民力を結集した地域づくりが自慢の京津畑地区には、日本のふるさとを思わせる自然豊かな原風景が残されています。
四季折々の自然と変わらぬ人情を求めて、市内外から大勢の人が訪れています。

 位置図

広報いちのせき「I-Style」 平成24年8月15日号