172人が春の一関路を駆け抜ける 一関遊水地で第40回市民マラソン大会

一関遊水地で第40回市民マラソン大会

「第40回一関市民マラソン大会」(市教委、市体協主催)は4月28日、狐禅寺の一関遊水地緑地公園を発着点に行われ、172人の市民ランナーが春の一関路を駆け抜けました。

朝から青空が広がった同日は、やや風が強いコンディション。
レースは3キロ(小学3・4年、小学5・6年、中学生)、5キロ(フリー男女)、10キロ(フリー男女)の3部門で行われました。
ランナーたちは、号砲と同時に一斉スタートし、今シーズンの幕開けとなるレースを競いました。

南部神楽の保存・伝承を目指して発表 花泉で岩手県南・宮城県北選抜神楽花泉大会

岩手県南・宮城県北選抜神楽花泉大会

「第31回岩手県南・宮城県北選抜神楽花泉大会」(実行委主催)は4 月29日、花泉総合福祉センターで開かれ、会場を埋めた神楽ファンが祈祷舞や南部神楽特有の劇神楽を楽しみました。

せりふと物語で展開する南部神楽は、緩急ある踊りが特徴。大会は今回から競技方式ではなく保存・伝承に重点を置いた発表方式に変わりました。
友人と一緒に鑑賞した沼倉貞子(ていこ)さん(73)=花泉町花泉=は「小さい頃、神楽を踊りました。太鼓とかねに合わせた躍動感が魅力」と言葉を弾ませていました。

親子連れらが大自然を丸ごと体感 大東・アストロロマンGWフェスティバル

大東・アストロロマンGWフェスティバル

「アストロ・ロマン大東GWフェスティバル2013」は5月3日から6日まで行われ、県内外から訪れた大勢の親子連れなどが大自然の中で心地よい汗を流しました。

期間中は乗馬体験、マウンテンバイクの無料開放、宝探しやアコースティックライブなど多彩な催しが目白押し。パンや石窯ピザ焼き体験なども開かれました。
初日、北上市から家族で訪れた斎藤和伽(あいか)さん(小1)は乗馬を体験。「大きい馬とポニーの両方に乗りました。怖くなかったです」と楽しそうでした。

満開の桜の下で挙式に先立ち前撮り 千厩支所前庭で今野雄太さんと熊谷有希恵さん

今野雄太さんと熊谷有希恵さん

市役所千厩支所の桜の下で4月24日、一組のカップルが挙式(5月3日)に先立ち前撮りを行いました。
新郎新婦は大船渡市の今野雄太(ゆうた)さんと熊谷有希恵(ゆきえ)さんです。

前撮りには両家の両親も出席。支所を訪れた市民から祝福されるなど和やかな撮影になりました。二人は「桜の下で撮りたいと思っていました。満開でうれしいです」とにっこり。
新婦父勉(つとむ)さんと新郎母和子(かずこ)さんは「満開でよかったです。素敵な場所を借りることができてありがたいです」と感謝していました。

JR大船渡線の全線再開を願う 東山・石と賢治のミュージアムで朗読コンサート

石と賢治のミュージアムで朗読コンサート

朗読コンサート「線路は続くよどこまでも」は4月28日、東山町の石と賢治のミュージアムで開かれ、参加者は東日本大震災で被災したJR 大船渡線の全線復旧へ思いを新たにしました。

コンサートでは宮沢賢治の作品の朗読、合唱、トークリレーなどが行われました。
このうち平等風さん(本名松野洋子)の朗読を聞いた仙台市の岩崎佳弘さん(65)は「何度も松野さんの朗読を聞いています。今日も心に染みました。桜が見頃を迎えた東山は美しい。一日も早い全線再開を祈っています」と話していました。

仮設入居者と地元住民が花見で交流 室根で「むろね一本桜鑑賞会」

むろね一本桜鑑賞会

いちのせき元気な地域づくり事業「むろね一本桜鑑賞会」は5月4日、同桜のある旧折壁小で開かれ、仮設住宅の入居者と地元住民が花見を楽しみました。

一本桜は、長年の風雪に耐えた雄々しさが特徴のソメイヨシノ。樹齢は約140年です。
満開宣言をした「むろね一本桜の会」の小山謂三(ゆうぞう)会長は「今日に合わせたかのように満開になった。仮設の皆さんに楽しんでほしい」とにっこり。
陸前高田市の佐々木ナオさんは「花付きがよく立派ですね」と楽しんでいました。

中学野球、平泉が春の両磐を制す 川崎・両磐地区選抜中学校野球大会

両磐地区選抜中学校野球大会

「第26回両磐地区選抜中学校野球大会兼第11回山内一弘杯野球大会」は5月3、4の両日、川崎町で行われ、決勝で平泉中が藤沢中を10-3で破り、優勝しました。

大会には一関地方の中学校10校が出場。川崎運動広場と川崎中グラウンドの2会場でトーナメント戦が繰り広げられました。
優勝した平泉中は、攻守にバランスのとれた総合力の高いチーム。堂々の戦いぶりで春の頂点に立ちました。結果は次のとおり。
【結果】1_平泉 2_藤沢 3_花泉、川崎

ソフトボール藤沢中が東北の頂点に 藤沢中が東北選抜ソフトボール大会で優勝

藤沢中ソフトボール部

宮城県東松島市で5月3、4の両日開かれた「東北中学校選抜ソフトボール大会」で藤沢中学校が優勝しました。

夏の前哨戦と呼ばれる同大会には昨秋の新人大会を制した東北各県の強豪8チームが出場。
藤沢は初戦で富沢(宮城)を7-0で下すと準決勝で上北(青森)を1-0で競り勝ち決勝へ。
頂上決戦は平賀東(青森)と激突。息詰まる投手戦の末、2-0で完封勝ちし、堂々の優勝を飾りました。
那須野真尋(まひろ)主将は「今後もいろいろな大会で優勝できるようにチームプレーで勝ち抜きたい」と話しています。

 

広報いちのせき「I-Style」 平成25年5月15日号