広報いちのせき「I-Style」9月1日号 大東版 PDF

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大東のみなさん、今年も豊かな自然をありがとう!

今年も遠く千葉県から元気な中学生がやってきました。

千葉県船橋市にある千葉日本大学第一中学校(高橋伸幸校長)の3年生39人が、大東町内の農家に3泊4日の〝ファームステイ?。
農業や自然に囲まれた生活を体験しました。

初日は大東ふるさと分校での開校式後、室根高原での乗馬や、室根山山頂からの景色などを楽しみました。

その後2~6人ずつのグループに分かれて、それぞれの滞在先となる農家に向かいました。
受け入れたのは町内の6集落10世帯で、今年初めて受け入れた農家もありました。

滞在中のメニューはそれぞれの農家に完全におまかせです。

ピーマン、リンドウなどの収穫作業やジャガイモ掘り、草刈りなどの作業をして、お楽しみは流しそうめんやバーベキュー、川遊びなど。
中にはカヌー体験に参加したり餅つきをしたという生徒もいました。
最初は恥ずかしがっていた生徒もしだいに笑顔を見せるようになり、大きな声であいさつするようになりました。

向山地区に宿泊した旦妃奈乃(だんひなの)さんは閉校式で「普段体験できないことを体験することができた。ありがとうございました。」と話していました。
ずっと変わらないことがあたりまえに思えた大東の自然が実は宝物だということを、都会の中学生に教えてもらった気がします。

またいつでも遊びにきてくださいね。

夏休みはみんなで昆虫採集でしょ! 8月3~4日、アストロ・ロマン大東「野外がくしゅう塾」

アストロ・ロマン大東で「野外がくしゅう塾」が行われました。
昨年に引き続き2回目の開催で、陸前高田市や気仙沼市など市内外から小学生29人が参加しました。
自然保護や環境教育などに詳しい大熊光治先生、羽鳥孝司先生の指導で、昆虫採集や水生昆虫の観察などを実際に体験しました。
特に、あまり見ることのない水生生物に子どもたちは興味津々。

また、夜はきらら天文台で星の観察、2日目には前日に採集した昆虫を使っての標本づくりと、中身がぎゅっと詰まった2日間でした。

夏休みのいい思い出になりましたね!

夏のキャンプはやっぱりカレーでしょ!! 8月8~9日、大東ジュニアサマーキャンプin花山

「大東ジュニアサマーキャンプin 花山」が、宮城県栗原市の国立花山(はなやま)青少年自然の家で行われました。

自然体験活動や集団宿泊生活を通し、子どもたちの成長を応援することを目的に平成19年度からスタートした同キャンプ。
7回目となる今年は、大東地域内の小学4年生から6年生26人が参加し、沢遊びやカレー作り、キャンプファイヤーなどに挑戦し交流を深めました。
千葉大陽(たいよう)君(大原小5年)は「自分たちで作ったカレーはレストランのカレーよりもおいしかった」と感想を話してくれました。

若い力でだるま躍動! 暑い夏をさらに熱く!! 8月15日、大原だるま祭り

大原の夏の風物詩「大原だるま祭り」が行われました。

この祭りは大正12年、疫病が蔓延して沈んだ大原の町に活気を取り戻そうと若者たちが立ち上がり、七転び八起きで縁起のいいだるまを担いで回ったのが始まりとのこと。
今年は平成20年度の大原中の卒業生が中心となって祭りを盛り上げました。

花火の合図で大だるま2基と大原小6年の児童がかつぐ小だるまが動き出し、威勢のいいかけ声とともに大きく躍動しながら大原商店街を駆け抜けます。
だるまを担いだ若者たちは汗だくになり「しんどい」を連発しながらも、最後には笑顔いっぱいで充実した表情をしていたのが印象的でした。

水晶あんどんの灯(あか)りってやさしいね 8月13~15日、第27回すりさわ水晶あんどん祭り

摺沢のお盆を彩る「すりさわ水晶あんどん祭り」が開かれました。
摺沢の盆中行事としてすっかり定着したこの祭りは今年で27回目になります。

かつて摺沢で採れたと伝えられる水晶をかたどった六角形のあんどん約300個が、摺沢の通りをやさしく照らしました。

また、一休小僧にふんした大東小の児童らが高建寺のちょうちんを手に通りを歩き、各家々などにお盆の迎え火を分けて回りました。

歩道などには手づくりの夢灯りも並び、田舎のお盆を幻想的に彩りました。

かじかの里復活へ! もっともっときれいな砂鉄川に 8月11日、第20回石磨き大会

大原字岩脇地内の砂鉄川で、「第20回石磨き大会」が開かれました。
下内野自治会(勝部欣一会長)が毎年主催しているイベントで、今年で節目の20回目となりました。
近年ほとんど見られなくなったカジカがふたたび生息できる河川環境を取り戻すため、日本大学の協力を得て平成6年から取り組んでいる事業です。

今年は下内野自治会のみなさん、日本大学生物資源科学部の学生など約130名が参加しました。
学生による河川に関する研究発表に続き、特製の古縄たわしを使った石磨きがスタート。
約300メートルの区間を歩きながら川底の石を磨きました。

作業の後は、イワナのつかみ捕りやバーベキューなどで交流を深めました。 

 

広報いちのせき「I-Style」大東版 平成25年9月1日号