広報いちのせき「I-Style」9月1日号 一関版 PDF

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62回目の夏、多彩な催しがまつりを彩る

夏空に映える色とりどりの七夕飾り。街中に響き渡る威勢のよい掛け声。
「第62回一関夏まつり」(同実行委員会主催)は8月2日から3日間、市内大町や地主町などで開かれ、約5千人が出演しました。

初日の開会式で勝部修市長は「7月26日からの豪雨で中止になった千厩と室根の分まで、元気に熱く夏祭りを盛り上げましょう」とあいさつ。
関係者らによるテープカットで祭りの幕開けを祝いました。

同日夜の「磐井川川開き花火大会」は、あいにくの天候でしたが、夜空に咲く1万発の花に観客らは酔いしれました。

3日は▼二代目時の太鼓大巡行▼須川サンバコンテスト▼くるくる踊り大パレード―など多彩な催しが繰り広げられました。
このうち「二代目時の太鼓大巡行」には220人が参加。勇壮な和のリズムに合わせ、躍動感あふれる創作踊り「炎舞」が披露され、会場から盛んな拍手が送られていました。

最終日は▼子供七夕みこし▼銀座大龍神巡行▼大一関御輿祭―などが行われました。
このうち、伝統芸能「銀座大龍神巡行」では、飛び散る爆竹の中で暴れ回る雌雄の龍に、観衆が見入っていました。

市内外から訪れた大勢の人が一関の夏の風物詩を楽しみました。

「晴耕雨読」の精神受け継ぎ、最先端の学問学ぶ

「達古袋なかなか大学校夏季こども講座」は8月17日、旧達古袋小で行われ、地域住民ら20人が地元の価値を再認識しました。
講師は腰原幹雄(こしはらみきお)東京大教授。伝統的な木造建築について学び、同校舎を実測したり、製図を作成したりしました。

講座は、大正3年に達古袋農業教育協会が発足するなど、古くから教育に熱心だった同地区で最先端の学問に触れることを目的に開かれました。
9月28日には連続講座の初回が開かれます。

お問い合わせ

一関のなかなか遺産を考える会事務局 電話:29-2511 

広報いちのせき「I-Style」一関版 平成25年9月1日号