広報いちのせき「I-Style」9月1日号 千厩版 PDF

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幻想的な灯り 故人の冥福を祈る燈立(あかしたて)

ろうそくの火が消え始める頃、燈立の竹竿がゆっくり倒されると、歓声とともにそばで待っていた観客が一斉に手を伸ばします。

第239回せんまや夜市は14日、新町、本町商店街を会場に行われました。8月は毎年恒例のお盆の伝統行事「燈立」が行われました。

「燈立」は、竹竿や四方に張った縄に提灯をつるしたもので、初盆を迎える故人の冥福を祈る為の行事です。
竹竿や縄についていた提灯を持ち帰り玄関やトイレに吊るすと魔除けや家内安全、健康祈願にもなるそうです。

また、同日は「昔なつかしい盆踊り大会」も開催されました。

中止になったせんまや夏まつりの雰囲気を味わおうと集まった人たちは、千厩音頭などにあわせ、夜市会場を盆踊りで練り歩きました。
まちの駅付近には、山車1基が展示され、花を添えていました。

いつまでも自分の足で歩いていきたいですね 町下老人クラブが歩行器2台寄贈

町下老人クラブは7日、千寿荘に歩行器を2台寄贈しました。
同クラブの小山厚徳(あつのり)代表は「いくらでも自分の足で歩けるように、大いに活用してください」と声をかけました。
入所者の千葉トシノさんは「新しい歩行器はとても楽です。今まで歩行が不安でしたがこれで安心です」とにこやかに話してくれました。

同老人クラブは平成15 年より環境問題へ取り組みとして資源回収を行っており、これまでも収益金で車いすやベンチを寄贈してきました。

自然を満喫 友情も育んだ6泊7日 夏PAL交流開催

千厩町小梨地区と東京都世田谷区との相互交流事業「PALPAL交流」の一環で「第58回夏PAL交流黄金山サマーキャンプ」が7月21日から6泊7日の日程で開催されました。
世田谷からは21人の児童が来町し自然観察や木工制作、農業体験などを小梨の児童と一緒に体験しました。

最終日のお別れの会では、世田谷の子も小梨の子もすっかり仲良くなり、別れを惜しむとともに春の世田谷での再会を約束していました。

熱いよ! ! おらほのサークル 磐清水公民館 編

今月は磐清水バスケットボールクラブ「チームワタナベ」を紹介します。

メンバーは、小学4年生から50代までの幅広い年齢層で構成され、約30人程在籍しています。
毎週木曜日の19:30から21:30に磐清水体育館で練習しています。

チーム主催で年4回「梅の里バスケットボール交流大会」を開催しています。
この大会は近隣の高校や県内外の一般チームが参加し、試合を通じた交流を目的として行われています。

代表の渡邊修(わたなべおさむ)さんは、勝敗よりも交流に重点を置いて、楽しむバスケットボールを目指しているそうです。

練習をしているメンバーは皆楽しんでいる様子で、体育館には軽快なドリブルの音が響いていました。 

 

広報いちのせき「I-Style」千厩版 平成25年9月1日号