広報いちのせき「I-Style」2月1日号 東山版 PDF

広報いちのせき「I-Style」2月1日号_東山版 [5117KB pdfファイル] 

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新年の多幸と震災復興の願いを若水にこめて

新年最初に汲んだ若水を平泉町の中尊寺まで届ける恒例の磐井清水若水送りが1日、開かれました。
藤原秀衡公が、元朝に磐井清水を若水として里人に汲ませ、平泉町の柳之御所まで届けさせたという故事を再現したもので、22回目の開催となった今年は約180人が参加し、世界遺産への道を歩みました。

午前1時すぎ、磐井清水で若水汲みの儀を行い、厳しい寒さのなか、桧笠に白装束を身にまとった一行は平泉に向けて出発。
「六根清浄(ろっこんしょうじょう)、御山繁盛(おやまはんじょう)」と唱えながら、幸せの願いを込めた若水おけを一度も地面につけることなく交代で担ぎ、奈良坂峠、東岳峠を超え、約20キロの道のりを5時間ほどかけて歩き、中尊寺に到着しました。

月見坂をのぼった一行は本堂前で若水進上の儀を行い、出迎えた僧侶らの見守るなか、無事に若水を献上しました。中尊寺の菅原光中(こうちゅう)参与は、「ありがとうございます。震災からの早期復興と新年がみなさんにとって幸多き年になるようお祈りいたします」と感謝していました。

本年度、田河津地区に緑のふるさと協力隊として派遣されている石塚裕樹さんは、「はじめて参加しましたが、平泉と東山の深いつながりを感じることができ貴重な経験になりました」と、清々しい笑顔で話していました。

学校・家庭・地域のつながり深く 長坂子どもクラブが文部科学大臣表彰を受賞

長坂小学校を会場に活動している長坂子どもクラブは、地域による優れた学校支援活動の功績が認められ、文部科学大臣表彰を受賞しました。

同クラブは、放課後の児童の居場所づくりとして平成16年から活動を展開。
地域と学校、家庭が連携協力し、放課後や長期休業中の児童の安心で安全な遊び場として様々な体験活動などを実施しています。

東山地域子どもの居場所づくり実行委員会の菊地潤委員長は、「地域全体で子どもたちを育てていただいていることにあらためて感謝したい」と話していました。

「おねえさん、楽しかったよ」 ジュニアリーダーが「冬の笑星’S(わらすたず)」企画・運営

東山地域の中高生で組織するジュニアリーダーズクラブ「ハピクロ」は、冬休み中の体験イベント「冬の笑わらすたず星'S」を企画、運営し、ジュニアリーダーとしての役割を学びました。

1月7日、田河津公民館で開かれたイベントにはハピクロメンバーと田河津小児童、地域の婦人会や活動を支援する「未来にかける橋の会」のみなさんなどあわせて約40人が参加。
竹走り(竹ばすり)づくりや餅つき、ゲームなどで楽しく遊んでもらおうと、児童に声をかけたり、難しいところを手伝ったりと積極的にサポート。
児童たちも中高生と一緒に楽しく遊び、会場には明るい声が響いていました。

心も新たに 丁寧に筆を運ぶ 第36回東山地域書き初め席上揮毫会

新年恒例の書き初め席上揮毫会は1月13日、東山地域交流センターで開かれ、参加した小中学生31人が書き初めに取り組みました。

子どもたちは、講師の佐藤関水先生の指導を受けながら、各学年の課題を一文字ずつ丁寧に半紙などに揮毫。心をこめ、真剣な表情で筆を運んでいました。

審査の結果、佐藤雪乃(ゆきの)さん(田河津小2年)、石崎望羽(みう)さん(松川小6年)、佐藤鉄将(てつまさ)君(東山中2年)が特選に輝きました。
 

 

広報いちのせき「I-Style」東山版 平成26年2月1日号