広報いちのせき「I-Style」2月1日号 大東版 PDF

広報いちのせき「I-Style」2月1日号_大東版 [6977KB pdfファイル] 

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新しい年へ願いを込め、地域の伝統をつなぐ

興田神社(鳥海字小山、藤野裕也(ひろや)宮司)の蘇民祭が1月4日の未明から早朝にかけて行われました。
雪が降りしきる厳しい寒さの中、上半身裸の男たちが無病息災、五穀豊穣、震災復興などの願いを込め、蘇民袋の争奪戦などを繰り広げました。

地元の男性をはじめ、奥州市の黒石寺蘇民祭保存協力会青年部の部員など約20人が参加。中には「岩手の蘇民祭を全部体験したい」という京都市からの参加者も。

一行は午前3時に大東開発センターを出発。同神社へ裸参りの後、地元の皆さんや消防団員などが見守る中「柴燈木(ひたき)登り」を行いました。
激しく炎が上がる中、井げた状に組まれた丸太に登った男たちが勇ましい声で気勢を上げると、幻想的な雰囲気に包まれました。

祭りのハイライトとなる蘇民袋の争奪戦は午前6時にスタート。
鐘楼の天井から蘇民袋が投げ入れられると男たちが一斉に群がり肉弾戦を展開。そのまま興田地区の中心部を
「ジャッソー、ジャッソー」と気勢を上げながら練り歩き、「ご神木(しんぼく)」の奪い合いを繰り広げました。

以前は大東町内各地で行われていたという蘇民祭ですが、現在行われているのは興田神社のみ。
熱い思いを持った男たちが次代へ伝統を継いでいます。

新しい年に地域の発展を願い、乾杯! 平成26年大東地域新年交賀会

新年を迎え、大東地域の各地区で恒例の新年交賀会が開かれました。
今年は大原地区が1月5日、その他の5地区では1月7日に行われ、地域の皆さんと新しい年のスタートを祝いました。

渋民地区の新年交賀会では約70 人が出席。田代善久副市長が「安全・安心な“ ふるさと一関”を取り戻し、10 年、20 年、30 年先を見据えたまちづくりを進める」と勝部修市長からのメッセージを読み上げました。
乾杯後は祝謡などが披露され、出席した人たちは笑顔で歓談しながら杯を交わしていました。

“My しめ飾り”でお正月を迎えました 12月26日、猿沢地区放課後子ども教室特別教室

大東農村環境改善センターを会場 に「猿沢地区放課後子ども教室特別教室」が開かれ、「しめ縄作り」と「もちつき」が行われました。

猿沢老人クラブの皆さんの指導で行われたしめ縄作りでは、慣れない作業に苦戦しながらも個性あふれるお正月用のしめ飾りを作り上げました。
続いて杵と臼を使ったもちつきが行われ、つきたてのおもちはお雑煮やきな粉もちにしてみんなでおいしく食べました。
自分たちでついたおもちはやはり格別。でも「ショウガもち」だけはちょっぴり“ 辛め” でしたね。
 

 

広報いちのせき「I-Style」大東版 平成26年2月1日号