インフルエンザはいったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が広がります。

インフルエンザに対する感染予防の方法は、新型コロナウイルス感染症に対しても有効ですので、日頃からの感染症予防を心がけましょう。

岩手県内の感染症流行状況は、岩手県感染症情報センターのホームページで確認することができます。

<発生状況>

  • 岩手県が、インフルエンザの「流行警報」を発令しました。
    2023年第47週(11/20~11/26)における、県全体の1定点医療機関あたりのインフルエンザ患者発生状況(定点報告)が33.97人となり、警報の基準値である30.0人を超え、本格的な流行状態になっています。
  • 一関保健所管内の1定点医療機関あたりの患者数も、第49週(12/4~12/10)で30.14人と前週より増加し「流行警報」レベルになりました。
    引き続き感染予防対策の徹底をお願いします。
感染予防のポイント
  • こまめな手洗い
    流水・石鹸による手洗いは、インフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず、感染症対策の基本です。
    外出後や食事の前などこまめに手洗いをしましょう。
  • 咳エチケット
    マスクは、咳やくしゃみによる飛沫およびそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされています。
    咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクをつけましょう。
  • インフルエンザ予防接種
    ワクチンには、インフルエンザの発症をある程度おさえる効果や、重症化を防ぐ一定の効果が期待できます。
  • 十分な栄養と睡眠をとるなどの体調管理
    体の抵抗力を高めるために、十分な休息とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。
  • 人混みを避ける
    インフルエンザが流行してきたら、なるべく人混みを避けましょう。
インフルエンザにかかったら
  • 具合が悪いときは、早めに医療機関を受診しましょう。
  • 安静にして十分な休養をとりましょう。
  • 水分を十分に補給しましょう。
  • 咳、くしゃみが出るときは、周りの人へうつさないために、マスクを着用しましょう。
  • 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場などに行かないようにしましょう。
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